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DATA . 2022.11.17

「聞き上手=コミュニケーション上手」について思うこと

HAGIWARA

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こんにちは!
ブランドディレクターの萩原です。

今日は、コミュニケーションについて思うことを書いていきたいと思います。

よくコミュニケーションがうまくなりたければ、
「聞き上手になれ!」という言葉を耳にします。

確かに自分の喋りたい事を長々と話してしまうという行為は、
ただの自己満足で相手からしてみれば「退屈」の一言です。

だから「聞き上手」であるべき。
というご意見が多いのだと思います。

けれども、「聞き上手になろう」という言葉だけでは、
誤解を生んでしまう可能性があると思うんです。

僕が勝手に思っているのは、
「コミュニケーションが上手い人=聞き上手」
ではなくて、
「コミュニケーションが上手い人=会話のキャッチボールができる人」
だと思っています。

つまり、相手状況、相手のニーズ、シーンに応じて、
話すと聞くを上手に使い分けられる人こそがコミュニケーションが上手い人だと自分の中で定義づけています。

仕事のシーンで言うならば、
議論を活発にし、互いに潜在的だった答えを顕在化させることができる人。

例えば…
「本当に困っているからあなたからのアドバイスが欲しい!」という人に対して、
聞いてばかりのコミュニケーションだったらおそらく相手は不満を抱くと思います。

だから状況に応じて「話し上手」であることも非常に重要。

あくまで例として下記のようなイメージです。(話す:聞く)
「9:1」→情報提供シーン
「5:5」→ディスカッションシーン
「1:9」→相談を受けているシーン
シーンに応じて使い分けられる柔軟性を持ち合わせておいた方が良い!

・・・

となればですよ、聞き上手、話し上手より以前にもっと大切なことがありそうです。

それは、相手の状況やニーズを把握するための、観察力、洞察力、推察力です。

コミュニケーションが上手い人(会話のキャッチボールが上手い人)は、
間違いなくこの能力が高いと思うんです。

ほら、コミュニケーションが上手な人と話していると会話が弾むじゃないですか!
あれは先ほどの3つの能力をフル活用して、相手も自分もこの場を楽しめるように、
うまくコミュニケーションをデザインしているからだと思います。

・・・

これはマーケティング、デザインにおいてもとても大事な考え方です。

結局のところ、
マーケティングもデザインも人と人との良好な関係づくりを目的としていて、
考え方はコミュニケーションとほぼ同じなんです。

「聞き上手になろう」という言葉に対する疑問から話が広がりすぎましたが、
やっぱり全ての始まりは、相手を思いやること(相手の心の声に耳を傾けること)からです。
観察力、洞察力、推察力は、相手に対する思いやりがなければ発揮されません。

それこそ「なんでもかんでも聞くことが大事!」というのは、
思いやりがなく、コミュニケーションに対する安直な考え方だと思います。

やっぱりコミュニケーションはお互いに楽しくないと。

それではまた!

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