PROFILE3度の起業を経て
今がある
“3度の起業を経験し
いくつもの失敗を
繰り返してきた
実務者だから分かる事がある”

ブランドマネージャー兼デザイナー
Hiroki Nakamura
[資格]
ブランドマネージャー1級
インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー
WEBマーケティング検定
ネットショップ販売士
WEBデザイン技能士
ドッグホリスティックケアカウンセラー
はじめまして、株式会社ポケット代表の中村と申します。
私は23歳の時に「自分のお店を持ちたい」と無謀にもペット関連のお店を開業しました。
その後デザイン業界に転職。
デザイン会社で実務を学んだ後、デザイン事務所を設立するも閑古鳥。
いくつか転職を繰り返し会社勤めを行ったのち、32歳で3度目の独立をし、株式会社アプリコットデザインを設立。売上も順調に増え、スタッフ数も20名の会社に成長しました。
これまでの失敗や成功を元に、もっと踏み込んだサポートを行いたい強い思いから株式会社ポケットを設立。ブランディングを通して、次のステップへ向かう会社のサポートを行っております。
Nakamura’s Story代表ナカムラのストーリー
- 01
はじまり
昭和56年長野県のまん中に生まれ、自然に囲まれた環境の中ですくすくと育つ。
小さなころは部屋の模様替えが趣味で、頭の中でお部屋のレイアウトを考えるのが楽しかった。
高校を卒業すると地元の会社に就職。
レンタルCDやビデオ、本、雑貨、ゲーム等の販売を県内で十数店舗展開している会社に就職。
音楽が好きだったことからCDの担当として奮闘。
当時、音楽業界はにぎわっていて、音楽が大好きだった事から天職だと思い働く。
この頃から、提案型の売り場に魅力を感じ、どうやったらみんなが知らない音楽を知ってもらい、買ってもらうことができるのかを日々考えていた。POP作りに精を出したり、コメントを書くことを徹底したり、他店舗の良いお店があると聞くと県外だろうがどこでも出かけ研究をしていた。おそらく今の僕の基盤がここで形成されたのだと思う。 - 02
辞めるの辞めないのどっちなの
昭和56年長野県のまん中に生まれ、自然に囲まれた環境の中ですくすくと育つ。
小さなころは部屋の模様替えが趣味で、頭の中でお部屋のレイアウトを考えるのが楽しかった。
高校を卒業すると地元の会社に就職。
レンタルCDやビデオ、本、雑貨、ゲーム等の販売を県内で十数店舗展開している会社に就職。
音楽が好きだったことからCDの担当として奮闘。
当時、音楽業界はにぎわっていて、音楽が大好きだった事から天職だと思い働く。
この頃から、提案型の売り場に魅力を感じ、どうやったらみんなが知らない音楽を知ってもらい、買ってもらうことができるのかを日々考えていた。POP作りに精を出したり、コメントを書くことを徹底したり、他店舗の良いお店があると聞くと県外だろうがどこでも出かけ研究をしていた。おそらく今の僕の基盤がここで形成されたのだと思う。 - 03
会社をやめよう
やめようとは言ったものの小売業の経験しかなかった僕に、あまり多くの選択肢はなかった。
そして、その選択肢の中に自分のしたい仕事が無かった。
そんな中ふと子供の頃の夢だったお店を開いてみよう!
と大胆な考えが浮上。
思ったら即行動が売りの中村、そこからは早かった。 - 04
お店を開こう
目を付けたのはペット業界。
当時ペット業界は全盛期に入る少し前。
丁度ペット業界が上り調子だったこともあり、犬のセレクトグッズを扱うお店を開こうと考える。
犬の服やこだわりの自然素材でできたドッグフード、それらが注目され始めてきた頃。
しかし、昔ペットショップでアルバイトをしていた事はあったが、右も左も分からない状態。
いろんな本や雑誌を見たり、実際に東京や名古屋のお店を視察にいったりと、一生懸命調査の後、商品の仕入れ先を一から開拓し、店舗を0から作り上げ、無事にオープン!当時資金が少なかった事から、自分で出来る事は極力自分で行う。看板のデザインや広告、ホームページなど見よう見まねで一人で作った。
業界に何のコネもなく、商品やサービスに対する知識が乏しかったにもかかわらず、よくもまあ自分一人でオープンまでもっていったと、今更ながら感心するほどだ。 - 05
甘くない現実
お店はめでたくオープン! したは良いものの・・・ 1ヶ月目の売上は50万と想定していた売上をかなり下回る結果に。
おかしい。事業計画では初月で100万円売りあげるはずだったのに。
それようにお買い物袋も大量に用意したし、オープンに合わせたセール品だって用意したってのに。。
事業計画はあらかじめ立てていたけど、想定していた売上は机上の空論だったと反省。
しかし、後悔して、反省していても何も始まらない。
とりあえずできることはすべてやろう!そう決意。
犬のイベントに出展したり、移動販売を試みたり、パルコへ期間限定出展したり。
その当時の地方では、まだまだ犬に服を着せる文化も定着しておらず、ドッグフードもホームセンターで買う時代。
通常の営業の傍ら、啓蒙活動も同時に進める。
オープンしてから半年が経過しても、思うように売上は上がらず。
当時プライベートでも悲惨なことが続き。
仕事もプライベートもドン底な日々を送る。
このままではやばい。人生終わってしまう。。
つ、つぶれる。。。そんなワードが頭の中をちらほらと駆け巡る。 - 06
ネットショップを開いてみよう
それでもなんとかしようと諦めなかった。
僕の負けず嫌いが幸いしたのだろうか。
駄目元で、その当時はまだ数が少なかったネットショップを開く事を決意。
しかし、当時はネットショップなんてまだ数も多くなく、作る方法もよくわからない。
勉強、勉強、勉強を重ね、試行錯誤し、なんとか形になった。
いざオープン!
が、開店初月の売上は0円・・・
さらに苦しむ事に。
最後の砦だったネットショップが不発。
もうだめだ。。
だけど、ここで諦めたら何もかも中途半端。
再就職するにも、独立して失敗した人を誰が雇ってくれるだろう。 - 07
がんばる・・・
最後の力を振り絞って、ネットショップの運営をやりまくった。
どうやったらお客さんが来てくれるんだろう。
どうやったらたくさん買い物してくれるんだろう。
それらを一つ一つクリアにしながら、必死の店舗運営。
ネット広告も使い、メルマガも配信。
すると、徐々に売上が上昇してきた。
月商100万を超えたのはそれからすぐのことだ。 - 08
調子に乗りました
なんとかお店を開いてから1年が経過すると、試行錯誤してきたネットショップが好調になる。
実店舗の方も、徐々にお客様に浸透して、固定客もつき売上が上がってきた。
よしいけると、銀行から融資を受け、楽天市場へ出店を試みる。
当時の楽天市場は今よりもまだ出店数も多くはなかったが、それでもたくさんの店舗が犇めき合う戦場。
これまでのノウハウをもってすれば、軽くオープン月で100万は超えるだろう。
そんな自信があった。
しかし、蓋を開けてみると1ヶ月目の売上は20万。
やはり現実は厳しかった。
閑古鳥が鳴きまくりで、出店すれば売上が上がると簡単に思っていた自分を恥じる。
でも、負けない・・そう思い、あらゆる企画を立て、毎日更新を行い・・・
あきらめずに、休みなしで働き、試行錯誤し、ありとあらゆる手を尽くすと、売上はみるみるうちに上昇。
売上がネットだけで月に300万を超えてきた。 - 09
経営の壁にぶちあたる
それまで経営といっても、入るお金と出て行くお金を計算して、確定申告していたくらいだったので、経営をしていたとは正直言えなかった。
売上が上がるということは、お金の出入りが頻繁になり、さらに高額になる。
3ヶ月後、1年後、3年後の売上予測どころか、明日の売上、支払いで頭がいっぱいで、不安すぎる毎日。
資金繰りについては、ネットショップはほぼクレジット決済。
お金が入ってくるのは1~2か月後になる。
取引先の支払いは基本的には月末締めの翌月末払いが多く、非常に辛い状況になる。
やはり、売上を上げ続けて行くには、潤沢な資金が必要だということ。
いつでもやってくるお金の悩み。
宝くじ当たんないかな。そんな事を本気で考えていた。 - 10
チャンスなのかピンチなのか
そんなおり、同業のお店を経営している会社から事業統合の誘いをいただく。
相手はきちんと会社として運営しているから、信用もあり、資金も潤沢にある。
もし事業統合してその会社の一員になれば、今までやりたくてもできなかったことができる。
そして自分一人じゃなくなるから、頼もしい、寂しくない。
一番はお金に悩む毎日から解放される。
しかし、ここまで育ててきた自分の夢だったお店を手放しても良いのだろうか。
天使と悪魔が頭の中でぐるぐる。
これは悩む。
いや、悩んだ振りをしているだけで、本当はもう自分の中で決まっていた。
事業売却して統合しよう!
案外、すんなりと決まった。 - 11
さよならお店
今でも覚えている。大きなトラックに在庫や備品を積んで、すっからかんになったお店を眺めながら寂しい思いをしている自分を。
3年間、がんばってきたお店とさよならの時。
いろんな思いが胸の中を駆け巡った。
これはチャンスなんだと必死に自分に言い聞かせた。
水を得た魚とはこのこと。
事業統合してからの自分はすごかった。
不安がなくなった自分は水を得た魚のように休みなく働いた。
楽しくて仕方なかった。
ネットショップの売上は急上昇。
早い段階で月商500万を超えた。
ピークの月には月商1000万を到達。
やりきった。
その頃から興味は、物を作る方に向いていた。
チラシをデザインしたり、ホームページをデザインしたり、きれいな写真を撮影することだったり、通販サイトのデザインだったり。
しかし、いくら独学でやったとしても限度がある事も知る。
もっと突き詰めていきたい。
そんな思いが溢れ始めてきた。
そして、自分のこれまでの経験を生かし、小さなお店や事業を営んでいる人の手助けがしたいと思い始めてきた。
自分がお店を始めたあの頃、今の自分がもし手伝ってくれたら、もっと違う結果になっていたのかもしれないと。 - 12
初めて小売業から他業界へ転向を試みる
そんな宙ぶらりんな思いで日々過ごしていると、とある朝、朝刊に入っていた求人情報に衝撃を受ける。
「社長募集します!」
ずらっと並んだ求人情報の中に、こんな斬新なキャッチコピーが書いてあった。
なんの会社かと見てみると、まさにデザイン会社だった。
ピンときた!
心が動いた!
こんな斬新なキャッチコピーをつけるなんて、さすがデザイン会社だ。
自分の中で点と点がつながった気がした。
その後の行動は言うまでもないだろう。
次の日には履歴書を送っていた。 - 13
修行の日々
初めて小売業界を離れ、スーツを着て出勤をする毎日。
今まで立って仕事をしていたのが、机に座って仕事をするようになり落ち着かない。
真面目に、直向きに修行する日々。
今まで自己流でやっていたものだから、すべてが新鮮だった。
やっぱりうずうずするこの性格、修行の日々についてはあまり覚えていない。
ただただがむしゃらにやりすぎて、あまり記憶にないのだ。
毎日夜遅くまで勉強する日々が続いた。
そして、思う。
たいくつだ。
というのも、直接お客様とやりとりをする機会が少なかったので、自分のやった仕事が、お客様の役に立っているかどうか分からなかったからだ。
やっぱりうずうずするこの性格。
いいんだか、悪いんだか。
無謀にも一人でやってみようと思いはじめる。
会社を退職して、個人事業としてアプリコットデザインを始めた。
この時、29歳だった。 - 14
無謀すぎた独立
金なし、コネなし、人脈なし。
仕事もまだまだ見よう見まねのひよっこ。
なぜ独立しようと試みたのか、謎すぎるくらいだ。
ただ、お客様の役に立って喜んでもらいたいという思いだけは強かった。
しかし、そんなに甘くはない。
人生二度目の閑古鳥。
全くもって懲りないものだ。
仕事を獲得しようと、あれこれ試みてみる。
しかしどの作戦も鳴かず飛ばず。
甘かった。
結局初代アプリコットデザインは数ヶ月で終了となる。 - 15
おとなしく就職しよう
この時30歳手前。激動の20代を過ごしたものだから、悟りの境地に達していた。
もうおとなしく会社員として生きて安定した生活を送っていこう。
そう思い、仕事を探しているとまた人生を変える出会いがある。
県内で美容室を他店舗展開している本部で求人募集をしていた。
WEBや販促物の制作ができる方!集客のサポートをしてほしいという求人内容。
なぜかとても魅かれた。
特に美容のことに興味があったわけじゃない。
ただ、なんだかとてもおもしろそうだったのだ。
思い立ったら即行動。履歴書を送ったらすぐに面接、採用に至った。
この会社が僕のターニングポイントである事は間違いなく、この会社に就職していなかったら、今の会社は存在していないだろう。 - 16
もう独立なんて二度としない
これまでのWEBやデザイン制作を活かせ、その反応をしっかりと知ることができる!と張り切って入社!
最初は、ホームページ制作やデザイン制作の仕事が主だったが、次第に様相が変わっていった。
気がつくと、ホームページ制作やデザインもやるけど、動画制作やイベントの運営、人事・労務などいろんな仕事を任された。
就職説明会を開いたり、同業者にプレゼンしに行ったりとめまぐるしかった。
この頃、勝手に自分のことをハイパーメディアクリエイターと呼んでいた。(もちろん実際の意味とは異なるが・・)
この頃は、大変だったけど、ナンダカンダ言ってとっても楽しかった。
仕事のやりがいもあったし、いろんな経験を積ませてもらえた。
もう独立したいなんて思いは一切なくなっていた。
やっとこれで安定した人生を送ることができる。
めでたしめでたし・・・
では終わらないのが僕の人生。 - 17
安定という二文字はどうやら存在しないらしい
美容師さんは独立する人が多い。
他店舗経営している美容室の本部だから、まあ独立する人が多かった。
たまたま、独立する人をサポートする機会があった。
いろいろとお手伝いをしていくうちに、だんだんうらやましくなってくる。
自分のお店を持つっていいな。
独立って楽しそうだな。
そんな風に思ってきた。
そして、アプリコットデザインを再スタートする決意をする。
つづく。
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- ホームページのこと
- 集客のこと
- マーケティング
- 起業開業について
CONCEPT
3度の起業を経験し
いくつもの失敗を
繰り返してきた
実務者だから
分かる事がある。
ポケットの代表中村は、これまで23歳で独立してから3度の起業を経験しています。
数え切れないほどの失敗をし、いくつかの成功体験もありながら今に至ります。
本質を大切にしたいという思いから、まずは自社で実験をし、上手くいったことをお客様にサービスとして提供したいと考えています。
ですので、ポケットの一番の強みは「机上の空論ではないサービスの質」であります。会社経営は本当に大変です。
そして孤独です。そんな想いも共有させていただきながら、共に成長をしていきたいと思っています。
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