DATA . 2023.10.24
”わからなさ”に、向き合う。

ICHIMURA
先日、Webサイトの新規制作をご相談いただいているお客様に
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)に関するヒアリングを行ったのですが
そこでお話しされていた内容にグサッときたので少しお話しします。
お話しされていた内容は一言でいうと、
「”わからなさ”に、諦めずに向き合い続ける姿勢を持とう!」というお話。
例えば先端技術のAIは大変便利である一方で、AIのことを完全に理解しきれなかったり
コントロールしきれなかったりと、AIは非常に難解な存在ですよね・・。
そういった難解な技術やサービスに触れる際、”理解しきれないもの”と安易に捉え
これ以上理解しようとしても無理だ と諦めてしまった経験はありませんか?
ちなみにわたしはめちゃくちゃあります。。
例えば chat gpt をリサーチ業務でちょこっと使ってはみるものの、chat gpt は何ができるかを深く知ろうとせず、
活用しきれていません・・(chat gpt は学習させればさせるほど情報の質が上がるのに・・)
Webサイト制作だって、Webにまつわる難しい単語や概念が出てきた時に深く理解せず
「コーダーさんに確認した方が早い!」と、その単語や概念と向き合う時間を自ら削ってしまったり。
お客様からお話しを伺う中で、”わからなさ”に諦めて向き合わなかった経験が自分自身の中でいくつもフラッシュバックし
グサっときました。
わたしたちの仕事は正解がないけれど、
お客様の課題を正しく理解し最適解に導いていかねばならない非常に難しい仕事だと思っています。
正解がないからこそ、どの案件にも”分かりきれないもの”が多く転がっています。
(例えば非常にニッチで専門的なサービスを提供している会社だと、サービスの内容や提供できる価値、そのサービスを利用するユーザーの心理は私たちにとって完全にはわかりきれないもの・・)
ですが、「わからない・理解できない」と決めつけるのでなく、大前提理解しようとする姿勢をもつこと。
わからないなりにも理解しようと向き合い続けることで、提案の幅はグッと広がるし、お客様の期待値を超えられるのではないかと思います。
“お客様の課題を正しく理解し最適解に導く仕事”をしていると自覚し、
「”わからなさ”に、諦めずに向き合い続ける姿勢」をもっていかねば!と改めて感じました。
日記回になってしまいましたが、自分への戒めのために残しておきます(笑)
ではまた!