#07 ペルソナとは -初めてのブランディング講座- | 株式会社POCKET

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JOURNALジャーナル

#07 ペルソナとは -初めてのブランディング講座-

ブランディング

POSTED | 2022.04.12

WRITER | ナカムラ ヒロキ

#07 ペルソナとは -初めてのブランディング講座-
ブランド・ブランディングについて、
分かりやすく説明する「初めてのブランディング講座」。

本日は前回に続き、「ペルソナ」についてお話をさせていただきます。

自分たちの「らしさ」を伝える際、誰彼問わずに伝えようと思っても結果的に誰にも伝わりません。
特に情報発信時は「誰に」「何を」伝えるかがとても重要になります。

この「誰に」がペルソナに該当します。


ペルソナとは

ペルソナとは「ニーズを持った象徴的な人物像」です。

ペルソナの作り方には諸説ありますが、ブランディングにおいては「自分たちに都合の良いお客さん」ではなく、
あくまで顧客視点に立ち「ニーズを持った象徴的なお客さん」を定める事が重要です。


ターゲットとペルソナの違い

よくターゲットとペルソナの違いについて質問をいただく事が多いので改めて整理します。

ターゲットは30代〜40代の女性みたいに広い範囲で定める事が多く、
一方ペルソナは35歳女性のようにピンポイントで設定します。

ターゲットとペルソナはその設定の範囲の違いがあるのです。

ピンポイントで年齢などを決める事によって、
ものすごく対象者が絞り込まれて売上が減ってしまうのでは?と思われる方も多いのですが、
あくまでも「ニーズ」を元に絞り込みを行っているので、そんなことはありません。

例えばインテリア雑貨のフランフランのペルソナは、
「都会で一人暮らしをする25歳のOL、A子さん」とされ、
Aさんに向けた商品構成や店舗のデザイン、販促物のデザインになっています。

でも店舗に行けば、実に幅広い年齢層のお客さんがいることに気付きます。
「かわいい雑貨に囲まれた暮らしをしたい」というニーズは10代でも50代でも持ち合わせているからです。

もし仮にペルソナがなかったら、ある時は20歳向けの商品を開発して、ある時は50歳向けの商品を開発してと、
商品構成がひっちゃかめっちゃかになってしまいます。

そうすると「一体何を売りたいのか」分からないお店になり、世界観を生み出す事ができなくなってしまいます。


ブランディングにペルソナが必要な理由

これまでお話しした通り、ブランディングは「らしさ」をブランド体験によって伝えていく作業です。

消費者がブランドと接触する以下のようなタイミングは全てブランド体験とも言えます。

・電話対応
・接客
・ホームページ
・SNS

このタイミングで「らしさ」を一貫して伝えていかなければいけないのです。
一回でも「らしくなさ」を与えてしまえば、ブランドのイメージがマイナスになってしまう可能性があるのです。

好感度の高い芸能人が、一度の不倫でマイナスなイメージを与えてしまうと、なかなか好感度は元には戻りません。
一度マイナスに転じたイメージをプラスに変えていく作業は、とんでもなく大変な作業なのです。

このような事を防ぎ、一貫したブランドイメージ「らしさ」を伝えていくために、
ブランディングにおいては、関係者の「共通認識」を持っておく事がとんでもなく重要です。


30代の女性の悩みって何ですか?と質問をすれば、
Aさんは「お金」、Bさんは「仕事」、Cさんは「子育て」みたいに幅広い回答になります。
逆に35歳独身女性の悩みって何ですか?と質問をした方が絞り込まれるはずです。

同じ30代でも、30歳と39歳の人が抱えている悩みは異なります。
またその人が置かれている状況によっても異なるはずです。

ここをより具体的にしておくことで、
ブランドづくりの関係者内での共通認識が生まれやすくなりますよね。

また、共通認識はデザインにも影響を及ぼします。

デザインを感覚的に良い悪いで判断してしまうと、それは判断する人の価値観によって左右されてしまいます。
そうなると立場が上の人の意見が採用されることになり、立場が上の人の価値観(好き嫌い)によってデザインが決まってしまうのです。

それであれば、「このデザインはペルソナにとってどうか」という指標で判断できた方が建設的なのです。


いかがでしたでしょうか?
ブランディングにはペルソナが欠かせませんよね。

ぜひニーズを持ちあわせた象徴的な人物像を作ってみてください。


以上で「初めてのブランディング講座」は終了です。
長い間お付き合い頂きましてありがとうございました。

WRITED BY

Nakamura Hiroki

ブランドマネージャー1級
インターナルブランディング 認定コンサルタント プラクティショナー
WEBマーケティング検定
ネットショップ販売士
WEBデザイン技能士
ドッグホリスティックケアカウンセラー
中小企業のための伴走型コンサルタント/23歳の時に独立、多くの失敗と少しの成功を積み重ね、3度の独立を経て営業マンゼロWEB集客のみでスタッフ数25名のデザイン会社へと成長。3つの会社の代表を務める傍ら、ブランディング、デザイン、プログラミング、写真撮影、動画制作などマルチに活動中。「ブランディングとデザインで経営は劇的に変わる」を信念に、一社でも多くの会社にブランディングとデザイン経営を取り入れてもらい、希望とワクワクに満ち溢れた会社を育てていく事を使命に日々奮闘中。これまでの経験と実体験を基に、上からではなく、横から目線での本質的なコンサルティングを行なっています。/裏テーマは「デザイン業界を変える」

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3度の起業を経験し
いくつもの失敗を
繰り返してきた
実務者だから
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ポケットの代表中村は、これまで23歳で独立してから3度の起業を経験しています。
数え切れないほどの失敗をし、いくつかの成功体験もありながら今に至ります。
本質を大切にしたいという思いから、まずは自社で実験をし、上手くいったことをお客様にサービスとして提供したいと考えています。
ですので、ポケットの一番の強みは「机上の空論ではないサービスの質」であります。会社経営は本当に大変です。
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