DATA . 2023.9.15
コンセプトってどれだけ重要なの?

UMEHARA

コンセプトってなんなのでしょう?
言葉の意味だけ調べると、「概念」とか「観点」とか「考え方」と出てきます。
デザイン用語では「ブランド・アイデンティティ」なんて呼ばれています。
「ブランド・アイデンティティ」とは、
自分たちは何者なのか?
どんな商品・サービスを提供しているのか?
どんな価値があるのか?
どういうイメージなのか?
こういった要素の軸になるものです。
・・・
つい先日のことですが、意外とこのコンセプト(ブランド・アイデンティティ)が
軽視されがちなのかな?と疑問を覚えました。
一昨日の更新記事の「コンセプトはこうして生まれた」を読んで、
ギクっ!てなりました。(おいおいスタッフの一員だろ;;)
コンセプトを決めるのに有する時間と思考量は、
祐に数ヶ月以上かかります。
ただ、設計されたコンセプトを改めて見た時に
「ふーーん」で終わる方、結構いると思うんです。
なぜそうなるのかは正確にわかっていないですけど、
多分、コンセプトが設計されるまでの道筋(経過)を知ろうとしないのが原因だと思っています。
・・・
例えば、
「夢と魔法の国」や
「吸引力の変わらない、ただ一つの掃除機」
これは世界を代表する有名なコンセプトなのですが、
このコンセプトが設計されるまでの道筋(経過)を知ろうとしたことはありますか?(ギクっ!)
また、このコンセプトを体現するためにどれだけの施策と行動があったか知ろうとしたことはありますか?(ギクっ!ギクっ!)
今からでも遅くはないので、調べてみることをお勧めします。
すでにあるブランドなのでコンセプトが体現されるまでの流れがイメージしやすいと思います。
・・・
少し話を戻します。
先程、コンセプト設計に有する時間と思考量は、祐に数ヶ月以上かかると記していました。
クリエイティブディレクター(ブランドディレクター)は、まだ具現化されていないコンセプトを考えています。
ただのコンセプトではなく、体現すれば必ず唯一無二のブランドとなるコンセプトです。(すごいですよね…)
当然、そのコンセプトが具現化された世界観(デザイン)を想像しながらです。
日頃からいろんなモノ・コトに触れているので目は人一倍に肥えています。
僕はアシスタントデザイナーとして体感していることなのですが、
コンセプトが決まった後の、デザインへの指示やアドバイスは的確で鋭いです。
それだけ、コンセプトって重要なものなんだと実感しています。
・・・
もし、コンセプトを軽視していたり、理解が足りないと思った方は、
それが設計されるまでの道筋(経過)を知る癖をつけると良いのではないでしょうか。(徹底的に)
僕も引き続きギクギクしながら見ていきます。
一緒に頑張っていきましょう!
それではまた◎
▽参考記事
https://pocket-design.co.jp/journal/brandconcept/