JOURNALジャーナル
まずは顧客と約束をしよう
ブランディング
POSTED | 2021.10.21
WRITER | ハギワラ マサタカ

こんにちは!
ブランドマネージャー兼WEBディレクターのハギワラです。
今日は「まずは顧客と約束をしよう」というテーマについてお話ししたいと思います。
ブランドプロミスを決めて訴求していくことの重要性について書いていくのですが、
ホームページやECサイトのコンテンツを見直す際に是非参考にしていただきたいです。
WEBから集客をしていくにあたって、必須コンテンツといっても過言ではないと思います。
ブランドプロミスというワード自体は、あまり聴き馴染みない言葉かと思いますが、実は多くの場面でこのブランドプロミスに触れているはずです。
ブランドプロミスというのは、簡単に言ってしまうとブランドアイデンティティ(こう思われたい)がさらに具体化された、お客様との約束事です。
もう少し噛み砕くと、ブランドが保証する価値のことです。
ここからはブランドプロミスのことをさらに詳しくご説明していきたいと思います。
・ブランドアイデンティティ
→「自然派のおもてなし、老若男女笑顔になれるチーズケーキ専門店」
・ブランドプロミス
→「余計なものは一切使わずに全ての人が安心して食べられるチーズケーキを提供します」
→「私たち自身、常に笑顔を忘れず、お客様も笑顔になれる様なおもてなしを約束します。」
→「箱を開けた瞬間、誰もが幸せな気分になれるチーズケーキを提供します。」
こんなイメージです。(あくまで例えです。)
自社の強みを分析し、どんな価値を提供できるのかを考えた結果、ブランドアイデンティティが浮かび上がり、その具体的な約束事としてブランドプロミスが決まります。
ブランドプロミスを見れば、消費者はこのサービスを利用した際にどんな恩恵を受けることができるのかを想像しやすくなります。
誰だって約束を破られたら不満を抱きますよね。
背伸びをして保証できない様な内容をブランドプロミスにしてしまうと、悪い口コミが一気に拡散されてしまう恐れがあります。
一度悪い口コミが出回れば、信頼を取り戻すまでの時間がかかるので要注意です!
ですが、世の中に多く存在するホームページの中でこのブランドプロミスを丁寧に伝えているホームページがどれだけあるでしょうか。。。
意外とまだ少ない様に思います。
例えば、あなたがギフト用に最適な洋菓子を販売するECサイトを運営をされていたとします。
「とにかく商品画像を見てもらえれば、買ってもらえるはず!」という考えのもと、ECサイトの中身が商品に関する情報のみだったとすれば、それはスーパーの商品棚に品物を並べているだけの状態です。
そのため、閲覧するユーザーも、ただ商品棚を眺めているだけという状態になってしまいます。
予め欲しい商品が決まっていて、決め打ちで買いに来れられている方にとっては良いのかもしれないですが、まだどんな商品を買おうか悩まれている方にとっては購入するにあたっての決定打がなく、離脱されてしまう可能性が高いです。
今回の例は「ギフト用」としているので、ブランド自体の約束事として、
プレゼントを受け取った側がどんな体験をすることができるのか?
どんな感情を抱くのか?
それらを保証できる根拠は?
こんな疑問を解決する様な内容がサイト上で説明されていれば、プレゼントを送る側は安心して購入まで踏み切ることができるのではないでしょうか。
ブランドプロミスは、自分たちが具体的にどう行動すればその価値を顧客に提供できるのかを明確に示すことができるため、スタッフの行動規範にもなり得ます。
ブランディングを行う上で、「人」は重要な要素となってくるため、行動規範を定めておくことはとても大切な事だと思います。
「とにかくいい商品を作って、リリースすれば売れる」というのは残念ながら一昔前の話です。
自分たちが提供している価値を見つめ直し、その価値をどう伝えていけば消費者に届くのか。
改めてじっくり考えみて、戦略的に訴求していきましょう!
それではまた!
ブランドマネージャー兼WEBディレクターのハギワラです。
今日は「まずは顧客と約束をしよう」というテーマについてお話ししたいと思います。
ブランドプロミスを決めて訴求していくことの重要性について書いていくのですが、
ホームページやECサイトのコンテンツを見直す際に是非参考にしていただきたいです。
WEBから集客をしていくにあたって、必須コンテンツといっても過言ではないと思います。
ブランドプロミスとは
ブランドプロミスという言葉を聞いたことがあるでしょうか。ブランドプロミスというワード自体は、あまり聴き馴染みない言葉かと思いますが、実は多くの場面でこのブランドプロミスに触れているはずです。
ブランドプロミスというのは、簡単に言ってしまうとブランドアイデンティティ(こう思われたい)がさらに具体化された、お客様との約束事です。
もう少し噛み砕くと、ブランドが保証する価値のことです。
ここからはブランドプロミスのことをさらに詳しくご説明していきたいと思います。
どんな恩恵を受けることができるのかを訴求する
ブランドプロミスについてケーキ屋さんを例にしてみます。・ブランドアイデンティティ
→「自然派のおもてなし、老若男女笑顔になれるチーズケーキ専門店」
・ブランドプロミス
→「余計なものは一切使わずに全ての人が安心して食べられるチーズケーキを提供します」
→「私たち自身、常に笑顔を忘れず、お客様も笑顔になれる様なおもてなしを約束します。」
→「箱を開けた瞬間、誰もが幸せな気分になれるチーズケーキを提供します。」
こんなイメージです。(あくまで例えです。)
自社の強みを分析し、どんな価値を提供できるのかを考えた結果、ブランドアイデンティティが浮かび上がり、その具体的な約束事としてブランドプロミスが決まります。
ブランドプロミスを見れば、消費者はこのサービスを利用した際にどんな恩恵を受けることができるのかを想像しやすくなります。
無理をして約束してはならない
ブランドプロミスを決める際に最も注意しなければいけないことは、できるかできないか分からない事を約束事として定めてしまうことです。誰だって約束を破られたら不満を抱きますよね。
背伸びをして保証できない様な内容をブランドプロミスにしてしまうと、悪い口コミが一気に拡散されてしまう恐れがあります。
一度悪い口コミが出回れば、信頼を取り戻すまでの時間がかかるので要注意です!
ホームページやECサイト上で約束しているか
なんとなくブランドプロミスって大事なんだな。ということはご理解いただけたと思います。ですが、世の中に多く存在するホームページの中でこのブランドプロミスを丁寧に伝えているホームページがどれだけあるでしょうか。。。
意外とまだ少ない様に思います。
例えば、あなたがギフト用に最適な洋菓子を販売するECサイトを運営をされていたとします。
「とにかく商品画像を見てもらえれば、買ってもらえるはず!」という考えのもと、ECサイトの中身が商品に関する情報のみだったとすれば、それはスーパーの商品棚に品物を並べているだけの状態です。
そのため、閲覧するユーザーも、ただ商品棚を眺めているだけという状態になってしまいます。
予め欲しい商品が決まっていて、決め打ちで買いに来れられている方にとっては良いのかもしれないですが、まだどんな商品を買おうか悩まれている方にとっては購入するにあたっての決定打がなく、離脱されてしまう可能性が高いです。
今回の例は「ギフト用」としているので、ブランド自体の約束事として、
プレゼントを受け取った側がどんな体験をすることができるのか?
どんな感情を抱くのか?
それらを保証できる根拠は?
こんな疑問を解決する様な内容がサイト上で説明されていれば、プレゼントを送る側は安心して購入まで踏み切ることができるのではないでしょうか。
企業内部に対しても
ここまでは、企業の外部にフォーカスを当てて有効性をご説明してきましたが、企業内部に対しても有効的です。ブランドプロミスは、自分たちが具体的にどう行動すればその価値を顧客に提供できるのかを明確に示すことができるため、スタッフの行動規範にもなり得ます。
ブランディングを行う上で、「人」は重要な要素となってくるため、行動規範を定めておくことはとても大切な事だと思います。
「とにかくいい商品を作って、リリースすれば売れる」というのは残念ながら一昔前の話です。
自分たちが提供している価値を見つめ直し、その価値をどう伝えていけば消費者に届くのか。
改めてじっくり考えみて、戦略的に訴求していきましょう!
それではまた!
WRITED BY

Hagiwara Masataka
ブランドマネージャー1級
マーケティング・ビジネス実務検定
登録販売者
マーケティング・ビジネス実務検定
登録販売者
これまで製造業、小売業、メーカー営業と異なる業種を経験してきました。
小売業時代は徹底してマネジメントスキル向上に注力。企業全体で500店舗以上の店舗数がある中でも特に売上トップクラス店舗に店長として着任し、収益改善に貢献。
その後、機械メーカーの企業へ籍を移し、新規事業の立ち上げを任され、マーケティングやブランディング戦略を事業に取り入れる。
この時ブランディング戦略の素晴らしさを改めて肌で感じ、もっと多くの人にこの戦略を届けたいと思いブランドマネージャーに転身。
お客様にとって気軽に相談ができる伴走者となれればと思っております。
「わからない気持ちに寄り添う」をモットーとしているので、ブランディングやホームページ制作に取り組むこと自体が初めてで何もわからないという方もお気軽にご相談ください。
プロフィール小売業時代は徹底してマネジメントスキル向上に注力。企業全体で500店舗以上の店舗数がある中でも特に売上トップクラス店舗に店長として着任し、収益改善に貢献。
その後、機械メーカーの企業へ籍を移し、新規事業の立ち上げを任され、マーケティングやブランディング戦略を事業に取り入れる。
この時ブランディング戦略の素晴らしさを改めて肌で感じ、もっと多くの人にこの戦略を届けたいと思いブランドマネージャーに転身。
お客様にとって気軽に相談ができる伴走者となれればと思っております。
「わからない気持ちに寄り添う」をモットーとしているので、ブランディングやホームページ制作に取り組むこと自体が初めてで何もわからないという方もお気軽にご相談ください。
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CONCEPT
3度の起業を経験し
いくつもの失敗を
繰り返してきた
実務者だから
分かる事がある。
ポケットの代表中村は、これまで23歳で独立してから3度の起業を経験しています。
数え切れないほどの失敗をし、いくつかの成功体験もありながら今に至ります。
本質を大切にしたいという思いから、まずは自社で実験をし、上手くいったことをお客様にサービスとして提供したいと考えています。
ですので、ポケットの一番の強みは「机上の空論ではないサービスの質」であります。会社経営は本当に大変です。
そして孤独です。そんな想いも共有させていただきながら、共に成長をしていきたいと思っています。
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