DATA . 2021.10.1
希望の光が見えると…

HAGIWARA
Contents
ブランドマネージャー兼WEBディレクターのハギワラです。
今日は「希望の光が見えると…」というテーマについてお話ししたいと思います。
予めお伝えしておくと、今日の記事は何かためになるお話しではなく、
コンセプト設計時の気持ちの変動(浮き沈み)についてご紹介したいと思います。
おそらく既にコンセプト設計を終えられた方は、「うんうん!そんな感じだった!」と頷いていただける内容だと思います。
開始直後に突如現れる壁
現在、弊社には多くのブランディングのご依頼があり、何件ものブランディングプロジェクトが進行中です。ブランディングに着手する際、まずはコンセプト設計から入っていくのですが、コンセプト設計に取り掛かる段階では、皆さんモチベーションやテンションが高めです。
「これからじっくりと唯一無二のブランドを作っていくぞ!」という強い意気込みと、どんなブランドが出来上がっていくのかというワクワク感がいつもこちらにも伝わってきます。
ですが、実際に取り組み初めて環境分析のフェーズにくるとそのテンションが一変します。
特に3C分析の時は皆さん頭を抱えてしまうことが本当に多いです。
「自社の強みってこれだけなの…?」
「他社より勝っているところがあまりない…」
「競合の良いところばかり見つかる…」
「これでは良いブランドが作れないのでは…?」
このような感じで3C分析になると一気に不安に駆られてしまうのです。
先が見えない、暗いジャングルの中に迷い込んだ様な気分になってしまいます。
(これは自社でワークショップをやった時も同様でした。)
ですが、ここは我々ブランドマネージャーがしっかりとサポートをさせていただき、「ここが市場機会になるな。」という仮説を導き出し、多少まだ不安を抱えたまま次のフェーズに進んでいきます。
希望の光が見えた瞬間
そこからターゲティングやポジショニングへと進み、それらを経て、いよいよブランドアイデンティティを決めるフェーズに入ります。このフェーズにくると、突如として希望の光が見え始め、今度は一気に感情が高まってきます。
「自分たちのブランドってこういうことだよね!」
「他社にはないコンセプトだ!」
「このコンセプトがデザインによってどの様に具現化されるのだろう!?」
というワクワク感が止まらなくなっていきます。
ファシリテーションさせていただく僕たちとしても、ブランドアイデンティティが決まった瞬間はとても感情が高まります。
そこからはブランドアイデンティティを常に頭に置きながら、それを多くの方に感じとってもらうにはどうすれば良いのか?を考えていきます。
ここからワークショップの進みが急激に早まります。
自分たちの存在が明確になると、やるべきことも自然と浮かび上がってくるものです。
希望の光が見えるだけでワクワクが止まらなくなり、人のモチベーションはこんなにも変化していくのです。
明るい未来を見せていく
コンセプト設計が終われば、いよいよロゴの制作をし、そしてその次にはホームページ制作が待っています。ここでどんなデザインが施されて、自社の魅力が存分に反映されたサイトが出来上がるのか。
想像しただけでワクワクしてしまいます。
(ロゴやホームページの完成が本当に待ち遠しいですね。)
ブランディングの仕事をしている僕らは常にお客様に対して「希望の光(明るい未来)」を見せていかなければならないと思っています。
ただ、ロゴやホームページの完成がゴールではありません。 そこからどのように成果を出していくのか…
完成後のその先の明るい未来もサポートさせていただく中でしっかりと見せていける様、引き続き頑張りたいと思います。
ブランディングって人生そのものみたい。
それではまた!