JOURNALジャーナル
尊敬する経営者の方が初めて手放したマネジメント業務
経営について
POSTED | 2021.09.30
WRITER | ハギワラ マサタカ

こんにちは!
ブランドマネージャー兼WEBディレクターのハギワラです。
今日は「尊敬する経営者の方が初めて手放したマネジメント業務」というテーマについてお話ししたいと思います。
僕はこれまで多くの経営者の方々とお仕事をしてきました。
以前の職場で働いている時に出会った取引先の経営者の方とは、退職した今でも交流があり、変わらず仲良くさせていただいております。
その方はいくつもの会社を経営しており、本当に宇宙人みたいな人です。笑
その方と以前お会いした際にとある質問をしてみました。
「経営者になって、一番最初に手放したマネジメント業務は何ですか?」と。
そしたら「採用業務!!」と即答で答えが返ってきました。
自分の中でかなり意外だったので、いろいろ深掘りしてみたところ、納得せざる追えない回答ばかりでした。
つまり、自分という枠に収まったまま採用活動を続けていけば、新しい発想を持った人材を採用することができない。ということです。
人はどんなに柔軟な考え方をしている人でも、年齢を重ねるにつれて、どうしても固定概念に縛れてしまいます。
経験を重ねれば重ねるほど、柔軟性を失われていってしまいます。
これはどうしても抗えないことなのだと思います。
そんな時は共通の目的を持った他人の力を借りるしかありません。
「新しい人材を採用し続けているのに、どうも時代に取り残されている気がする。なぜだろう。採用する側の人間が同じなんだから、そりゃそうか。」という結論に至り、それからはできるだけ共通の目的を持った信頼できる後輩に採用業務を委ねる様にしたそうです。
ただこれはかなり勇気がいる決断ですよね。
(おそらく一つどころじゃなくて、もっと理由がある気がしますが、、、)
それは、「自分が採用した人材は責任を持って育てる様になるから」だそうです。
確かに自分が「この人を採用しよう!」と決断したならば、そこには重い責任がのしかかります。
誰かが採用した人材に対しては「なぜこの人を採用したのだろう?」という疑問から入ることになります。
ですが、採用する決断を自分がしたならば、何かしら自分の感情が動くものがあって採用しているはずですし、自分を肯定するためにも責任を持って育てていかなければなりません。
また、一人の人生を預かることにもなるので、本当に人材を採用するということは責任重大です。
(人件費に対するプレッシャーものしかかってきますし…)
これらの意図があって、その経営者の方は採用業務を後輩に全て任せる様にしたそうです。
今でもその時にこの決断をしたことは全く後悔していないとおっしゃっていました。
時代が変わればそれによって取るべき手段も変わり、人も変わっていかなければなりません。
時代の流れに沿った柔軟な企業活動を続けていくためには、新しい発想や考え方を持った人材を採用していかなければなりません。
まずは、今の採用活動は戦略的に行えているのかどうか、自分自身で客観的に見つめ直すことが大切なのだと思います。
自分が採用業務に携わったらどんな人材を採用するのだろう…。
それではまた!
ブランドマネージャー兼WEBディレクターのハギワラです。
今日は「尊敬する経営者の方が初めて手放したマネジメント業務」というテーマについてお話ししたいと思います。
僕はこれまで多くの経営者の方々とお仕事をしてきました。
以前の職場で働いている時に出会った取引先の経営者の方とは、退職した今でも交流があり、変わらず仲良くさせていただいております。
その方はいくつもの会社を経営しており、本当に宇宙人みたいな人です。笑
その方と以前お会いした際にとある質問をしてみました。
「経営者になって、一番最初に手放したマネジメント業務は何ですか?」と。
そしたら「採用業務!!」と即答で答えが返ってきました。
自分の中でかなり意外だったので、いろいろ深掘りしてみたところ、納得せざる追えない回答ばかりでした。
枠の中を飛び越えていく
その経営者の方もいろいろ試行錯誤した上でこの答えに辿り着いたそうなんですが、一番の理由は、自分が採用に関わり続けたら、「枠の外にいる人材」を採用することができないと言っていました。つまり、自分という枠に収まったまま採用活動を続けていけば、新しい発想を持った人材を採用することができない。ということです。
人はどんなに柔軟な考え方をしている人でも、年齢を重ねるにつれて、どうしても固定概念に縛れてしまいます。
経験を重ねれば重ねるほど、柔軟性を失われていってしまいます。
これはどうしても抗えないことなのだと思います。
そんな時は共通の目的を持った他人の力を借りるしかありません。
「新しい人材を採用し続けているのに、どうも時代に取り残されている気がする。なぜだろう。採用する側の人間が同じなんだから、そりゃそうか。」という結論に至り、それからはできるだけ共通の目的を持った信頼できる後輩に採用業務を委ねる様にしたそうです。
ただこれはかなり勇気がいる決断ですよね。
教育に対する責任が増す
もう一つ、隠していた理由があると言って、それも教えていただきました。(おそらく一つどころじゃなくて、もっと理由がある気がしますが、、、)
それは、「自分が採用した人材は責任を持って育てる様になるから」だそうです。
確かに自分が「この人を採用しよう!」と決断したならば、そこには重い責任がのしかかります。
誰かが採用した人材に対しては「なぜこの人を採用したのだろう?」という疑問から入ることになります。
ですが、採用する決断を自分がしたならば、何かしら自分の感情が動くものがあって採用しているはずですし、自分を肯定するためにも責任を持って育てていかなければなりません。
また、一人の人生を預かることにもなるので、本当に人材を採用するということは責任重大です。
(人件費に対するプレッシャーものしかかってきますし…)
これらの意図があって、その経営者の方は採用業務を後輩に全て任せる様にしたそうです。
今でもその時にこの決断をしたことは全く後悔していないとおっしゃっていました。
時代が変われば、企業も変わり続けなければならない
少し前に教えていただいたことですが、とても印象的でだったので今回この記事を書かせていただきました。時代が変わればそれによって取るべき手段も変わり、人も変わっていかなければなりません。
時代の流れに沿った柔軟な企業活動を続けていくためには、新しい発想や考え方を持った人材を採用していかなければなりません。
まずは、今の採用活動は戦略的に行えているのかどうか、自分自身で客観的に見つめ直すことが大切なのだと思います。
自分が採用業務に携わったらどんな人材を採用するのだろう…。
それではまた!
WRITED BY

Hagiwara Masataka
ブランドマネージャー1級
マーケティング・ビジネス実務検定
登録販売者
マーケティング・ビジネス実務検定
登録販売者
これまで製造業、小売業、メーカー営業と異なる業種を経験してきました。
小売業時代は徹底してマネジメントスキル向上に注力。27歳の頃、500店舗以上の店舗数がある中でも特に売上トップクラス店舗に店長として着任し、収益改善に貢献。
その後、機会メーカーの企業へ籍を移し、新規事業の立ち上げを任され、マーケティングやブランディング戦略を事業に取り入れる。
この時ブランディング戦略の素晴らしさを改めて肌で感じ、もっと多くの人にこの戦略を届けたいと思いブランドマネージャーに転身。
お客様にとって気軽に相談ができる伴走者となれればと思っております。
「わからない気持ちに寄り添う」をモットーとしているので、ブランディングやホームページ制作に取り組むこと自体が初めてで何もわからないという方もお気軽にご相談ください。
プロフィール小売業時代は徹底してマネジメントスキル向上に注力。27歳の頃、500店舗以上の店舗数がある中でも特に売上トップクラス店舗に店長として着任し、収益改善に貢献。
その後、機会メーカーの企業へ籍を移し、新規事業の立ち上げを任され、マーケティングやブランディング戦略を事業に取り入れる。
この時ブランディング戦略の素晴らしさを改めて肌で感じ、もっと多くの人にこの戦略を届けたいと思いブランドマネージャーに転身。
お客様にとって気軽に相談ができる伴走者となれればと思っております。
「わからない気持ちに寄り添う」をモットーとしているので、ブランディングやホームページ制作に取り組むこと自体が初めてで何もわからないという方もお気軽にご相談ください。
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3度の起業を経験し
いくつもの失敗を
繰り返してきた
実務者だから
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ポケットの代表中村は、これまで23歳で独立してから3度の起業を経験しています。
数え切れないほどの失敗をし、いくつかの成功体験もありながら今に至ります。
本質を大切にしたいという思いから、まずは自社で実験をし、上手くいったことをお客様にサービスとして提供したいと考えています。
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そして孤独です。そんな想いも共有させていただきながら、共に成長をしていきたいと思っています。
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