JOURNALジャーナル
その決断、間違いじゃない
ブランディング
POSTED | 2021.09.17
WRITER | ハギワラ マサタカ

こんにちは!
ハギワラです。
今日は「その決断、間違いじゃない」というテーマについてお話ししたいと思います。
近頃、2つのブランディングプロジェクトが始動しました。
取り組み始めたお二組ともブランディングに取り組もうと思ったキッカケはほぼ同じで、
他にはない自分らしさのあるコンセプトを確立したい。そしてそれをデザインで表現して多くの方に伝えていきたい。というものでした。
今の時代は技術や知識が発達し、モノや情報が溢れかえっている時代です。
ネットで欲しいものを検索すれば、当たり前のように欲しい情報やモノが手に入り、調べれば調べるほど似たような商品が沢山画面上に表示されます。
例えば、家電量販店で冷蔵庫や電子レンジなどの家電を選びに行っても、モノの機能面だけ見ると、さほど大きな違いが分からず商品選びに困ってしまいます。
また、各社機能の向上に励んでいますが、消費者は現状の機能でも十分満足しているので、これ以上の機能を求めていなかったりします。
(もちろん、便利に越したことはないですが…)
これは間違いなく言えることですが、「情緒的価値」の部分で購買の意思決定をしています。
では情緒的価値とはなんでしょうか。。。
・なんかほっとする。
・身につけているだけで気分が上がる、優越感に浸れる。
・みているだけでワクワクする。
・応援したい! などなど
簡単に言ってしまうと、機能的な面以外の価値です。(製品・サービスが持つ情緒的な側面。)
例えば、日本が開発している車は機能的な面でかなり優秀です。
ですがフェラーリなどの超高級車は、機能は必要最低限備わっているだけで、
車のデザインやエンジン音、世間では成功者が乗る車という認識も大きく影響し、情緒的な価値がとても高い車です。
つまり、情緒的な価値の高い商品やサービスは人にとって「役に立つ」ではなく、「意味がある」と捉えられているため、金額が高額であっても欲しいと思う方が多いのです。
(価格競争からの脱却)
この情緒的な価値を高めていけるのが、ブランディングやデザインです。
ブランディングの過程では、これまでのことを振り返り、自分たちが大切にしてきたことを整理します。
そしてこれからも大切にしていきたい想いを整理しつつ、それをメッセージ化していきます。
その上で、自分たちはユーザーに「こう思われたい」というアイデンティティを決め、意図的にそのアイデンティティをユーザーに感じ取ってもらうために体験を設計したり、発信内容を整理したりしていきます。
ユーザーがそれら全ての要素に共感し、心が動いた時、ファンとなって今後の企業活動を支えてくれるようになっていくと思います。
ちなみにこれはユーザーに限った話ではありません。
企業内部のスタッフの方にも言えることです。
転職することが当たり前になりつつある今の時代に、この会社で働く意味を創出できておらず、スタッフに意味を感じ取ってもらえていなければ
スタッフのエンゲージメント(会社への愛着度)は向上しません。
「お給料が高い」よりも「この会社で働けていることが誇りである」の方が優先されています。
(これも情緒的価値ですよね。)
今回書かせていただいた通り、外部環境、内部環境のどちらを分析してみても、今ブランディングに取り組むことは間違いなく有効的な戦略です。
世の中の人は皆、理由(意味)を探しているのです。
そのために、ブランディングが必要!ということです。
弊社にお問い合わせいただき、
ブランディングに取り組もう!と勇気を振り絞ってご決断いただいた方々に、
僕は強く言いたいんです。
「その決断は間違っていません!」と。
その勇気ある決断が無駄にならないよう、しっかり伴走していきたいと思っております。
引き続き頑張ります!
それではまた!
ハギワラです。
今日は「その決断、間違いじゃない」というテーマについてお話ししたいと思います。
近頃、2つのブランディングプロジェクトが始動しました。
取り組み始めたお二組ともブランディングに取り組もうと思ったキッカケはほぼ同じで、
他にはない自分らしさのあるコンセプトを確立したい。そしてそれをデザインで表現して多くの方に伝えていきたい。というものでした。
今の時代は技術や知識が発達し、モノや情報が溢れかえっている時代です。
ネットで欲しいものを検索すれば、当たり前のように欲しい情報やモノが手に入り、調べれば調べるほど似たような商品が沢山画面上に表示されます。
例えば、家電量販店で冷蔵庫や電子レンジなどの家電を選びに行っても、モノの機能面だけ見ると、さほど大きな違いが分からず商品選びに困ってしまいます。
また、各社機能の向上に励んでいますが、消費者は現状の機能でも十分満足しているので、これ以上の機能を求めていなかったりします。
(もちろん、便利に越したことはないですが…)
機能的価値が備わっているのであれば、情緒的価値にフォーカスしよう
こんな時代になった今、消費者はどこで購買しようと判断しているのか。。。これは間違いなく言えることですが、「情緒的価値」の部分で購買の意思決定をしています。
では情緒的価値とはなんでしょうか。。。
・なんかほっとする。
・身につけているだけで気分が上がる、優越感に浸れる。
・みているだけでワクワクする。
・応援したい! などなど
簡単に言ってしまうと、機能的な面以外の価値です。(製品・サービスが持つ情緒的な側面。)
例えば、日本が開発している車は機能的な面でかなり優秀です。
ですがフェラーリなどの超高級車は、機能は必要最低限備わっているだけで、
車のデザインやエンジン音、世間では成功者が乗る車という認識も大きく影響し、情緒的な価値がとても高い車です。
つまり、情緒的な価値の高い商品やサービスは人にとって「役に立つ」ではなく、「意味がある」と捉えられているため、金額が高額であっても欲しいと思う方が多いのです。
(価格競争からの脱却)
この情緒的な価値を高めていけるのが、ブランディングやデザインです。
共感と感動
ブランディングやデザインは新たな価値を創出することができます。ブランディングの過程では、これまでのことを振り返り、自分たちが大切にしてきたことを整理します。
そしてこれからも大切にしていきたい想いを整理しつつ、それをメッセージ化していきます。
その上で、自分たちはユーザーに「こう思われたい」というアイデンティティを決め、意図的にそのアイデンティティをユーザーに感じ取ってもらうために体験を設計したり、発信内容を整理したりしていきます。
ユーザーがそれら全ての要素に共感し、心が動いた時、ファンとなって今後の企業活動を支えてくれるようになっていくと思います。
ちなみにこれはユーザーに限った話ではありません。
企業内部のスタッフの方にも言えることです。
転職することが当たり前になりつつある今の時代に、この会社で働く意味を創出できておらず、スタッフに意味を感じ取ってもらえていなければ
スタッフのエンゲージメント(会社への愛着度)は向上しません。
「お給料が高い」よりも「この会社で働けていることが誇りである」の方が優先されています。
(これも情緒的価値ですよね。)
理由を探している
いろいろと書かせていただきましたが、今日伝えたかっことはここからになります。今回書かせていただいた通り、外部環境、内部環境のどちらを分析してみても、今ブランディングに取り組むことは間違いなく有効的な戦略です。
世の中の人は皆、理由(意味)を探しているのです。
そのために、ブランディングが必要!ということです。
弊社にお問い合わせいただき、
ブランディングに取り組もう!と勇気を振り絞ってご決断いただいた方々に、
僕は強く言いたいんです。
「その決断は間違っていません!」と。
その勇気ある決断が無駄にならないよう、しっかり伴走していきたいと思っております。
引き続き頑張ります!
それではまた!
WRITED BY

Hagiwara Masataka
ブランドマネージャー1級
マーケティング・ビジネス実務検定
登録販売者
マーケティング・ビジネス実務検定
登録販売者
これまで製造業、小売業、メーカー営業と異なる業種を経験してきました。
小売業時代は徹底してマネジメントスキル向上に注力。企業全体で500店舗以上の店舗数がある中でも特に売上トップクラス店舗に店長として着任し、収益改善に貢献。
その後、機械メーカーの企業へ籍を移し、新規事業の立ち上げを任され、マーケティングやブランディング戦略を事業に取り入れる。
この時ブランディング戦略の素晴らしさを改めて肌で感じ、もっと多くの人にこの戦略を届けたいと思いブランドマネージャーに転身。
お客様にとって気軽に相談ができる伴走者となれればと思っております。
「わからない気持ちに寄り添う」をモットーとしているので、ブランディングやホームページ制作に取り組むこと自体が初めてで何もわからないという方もお気軽にご相談ください。
プロフィール小売業時代は徹底してマネジメントスキル向上に注力。企業全体で500店舗以上の店舗数がある中でも特に売上トップクラス店舗に店長として着任し、収益改善に貢献。
その後、機械メーカーの企業へ籍を移し、新規事業の立ち上げを任され、マーケティングやブランディング戦略を事業に取り入れる。
この時ブランディング戦略の素晴らしさを改めて肌で感じ、もっと多くの人にこの戦略を届けたいと思いブランドマネージャーに転身。
お客様にとって気軽に相談ができる伴走者となれればと思っております。
「わからない気持ちに寄り添う」をモットーとしているので、ブランディングやホームページ制作に取り組むこと自体が初めてで何もわからないという方もお気軽にご相談ください。
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CONCEPT
3度の起業を経験し
いくつもの失敗を
繰り返してきた
実務者だから
分かる事がある。
ポケットの代表中村は、これまで23歳で独立してから3度の起業を経験しています。
数え切れないほどの失敗をし、いくつかの成功体験もありながら今に至ります。
本質を大切にしたいという思いから、まずは自社で実験をし、上手くいったことをお客様にサービスとして提供したいと考えています。
ですので、ポケットの一番の強みは「机上の空論ではないサービスの質」であります。会社経営は本当に大変です。
そして孤独です。そんな想いも共有させていただきながら、共に成長をしていきたいと思っています。
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