よくやりがちな商品開発時の失敗 | 株式会社POCKET

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よくやりがちな商品開発時の失敗

経営について

POSTED | 2021.09.09

WRITER | ハギワラ マサタカ

よくやりがちな商品開発時の失敗
こんにちは!
ハギワラです。

今日は「よくやりがちな商品開発時の失敗」というテーマについてお話ししたいと思います。

何か次の一手を打とうとする際、まず真っ先に思い浮かぶのは新商品のリリースですよね。
既存の製品をさらに市場に浸透させていくことも、もちろん継続していくが、売上の上限がなんとなく見えてきていて、売上の核となる製品をもう一つ作りたい。
そう考えた時によく思い浮かぶのではないかと思います。

僕は以前まで機械メーカーで働いていたので、よくこの様な状況を目にしてきました。
また、取引先でも独自で製品を開発されている企業さんが多かったので、自社だけでなく多くの商品開発の現場を見てきました。
いくつかみてきた中で、うまくいくプロジェクトとうまくいかないプロジェクトには決定的な違いがあることに気がつきました。

決定的な違い

その決定的な違いというのが、
その商品開発に携わっているメンバーです。
うまくいかないプロジェクトは、キックオフの際のメンバーが経営者の方と開発部門の責任者等で構成されています。
これは結構やりがちだと思うのですが、何か次の一手をと考えた時に真っ先に開発部門の責任者に相談し、そのままのメンバーでキックオフの会議が開催されたりしますよね。

ここに不足しているメンバーというのは、マーケティング、クリエイティブの担当者やお客様と直接接している営業の担当者です。
このメンバーが不足していると、これは何のためにできた商品なのか?誰のために作った商品なのか?が曖昧になってしまい、結果的に誰の心にも刺さらない商品が出来上がってしまいます。

このメンバーが不足したまま製品が出来上がり、
営業担当者やマーケティング担当者に「弊社独自の技術を活かして、こんな便利な機能が搭載されています!」と発表したとしても、

果たしてその機能は本当に必要なの?
その機能にこだわったせいで原価が上がってませんか?
そもそもどんな悩みを解決する製品なんですか?
どのシーンで使う事を想定されている製品ですか?
もっとこんなデザインが良いのでは?

と、質問攻めにあってしまうことになると思います。
(実際にこの様な現場に立ち会ったことがあります…)

プロジェクトの責任者は誰が良いのか?

現在、特許庁の方でデザイン経営が推奨されています。
デザイン経営とは、簡単にいうと、「デザインの力をブランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法」のことです。
これだけでは、よく分からないと思いますので、詳しくは特許庁のページを見てみてください。↓
https://www.jpo.go.jp/introduction/soshiki/design_keiei.html
僕もいくつかの商品開発の現場をみてきたので、自信を持って言えるのですが、
新商品の開発など、何か新しいプロジェクトを始動させる時は、マーケティングやクリエイティブに強い人を責任者におく事をお勧めしたいです。 社内に最適な人がいない場合は外部に依頼するのも一つの手です。

マーケティングやクリエイティブに強い人は、そもそもなぜこのプロジェクトを始動させるのか?から整理し、
・営業担当者に現場の声をヒアリング
・様々なフレームワークを用いた市場分析
・ターゲットに刺さる商品のデザインや機能等を、実際に使われるであろう現場を想定して細かくチェック など…
まだまだ多くありますがこの様な作業を行なっていくと思います。

とにかく商品開発時からリリース後まで、商品を市場に浸透させていくためにどうすれば良いかを考えていきます。
そうすると、リリース後に大ゴケするリスクは確実に軽減されると思います。

誰かの心に刺さる素晴らしいコンセプトと、そのコンセプトに沿った商品が出来上がれば、社内の士気も向上しますし、多くのお客様に喜んでいただけるのではないかと思います。

そしてその商品は強いブランドとなって、これから長く愛される商品になっていくと思います。
キックオフ時のメンバー、重要です!


それではまた!

WRITED BY

Hagiwara Masataka

ブランドマネージャー1級
マーケティング・ビジネス実務検定
登録販売者
これまで製造業、小売業、メーカー営業と異なる業種を経験してきました。
小売業時代は徹底してマネジメントスキル向上に注力。企業全体で500店舗以上の店舗数がある中でも特に売上トップクラス店舗に店長として着任し、収益改善に貢献。
その後、機械メーカーの企業へ籍を移し、新規事業の立ち上げを任され、マーケティングやブランディング戦略を事業に取り入れる。
この時ブランディング戦略の素晴らしさを改めて肌で感じ、もっと多くの人にこの戦略を届けたいと思いブランドマネージャーに転身。
お客様にとって気軽に相談ができる伴走者となれればと思っております。
「わからない気持ちに寄り添う」をモットーとしているので、ブランディングやホームページ制作に取り組むこと自体が初めてで何もわからないという方もお気軽にご相談ください。

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3度の起業を経験し
いくつもの失敗を
繰り返してきた
実務者だから
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ポケットの代表中村は、これまで23歳で独立してから3度の起業を経験しています。
数え切れないほどの失敗をし、いくつかの成功体験もありながら今に至ります。
本質を大切にしたいという思いから、まずは自社で実験をし、上手くいったことをお客様にサービスとして提供したいと考えています。
ですので、ポケットの一番の強みは「机上の空論ではないサービスの質」であります。会社経営は本当に大変です。
そして孤独です。そんな想いも共有させていただきながら、共に成長をしていきたいと思っています。

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