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DATA . 2021.9.8

失敗の分析をしていますか?

HAGIWARA

HAGIWARA

こんにちは!
ハギワラです。

今日は「失敗の分析をしていますか?」というテーマについてお話ししたいと思います。

誰もが一度は何か失敗をした経験があると思います。
その時に何故失敗したのか?を、徹底的に分析されているでしょうか?

なんとなく「まぁしょうがないか!」で済ませてしまっては勿体ないと思うのです。
失敗の原因を深掘りして、何がダメだったのかを詳しく知ることができれば、今後の活動の中で同じ様な失敗を繰り返すことは無くなります。

僕もこれまで多くの失敗と成功を繰り返してきましたが、おそらく失敗した時の方が、深く分析をしています。
失敗から学べることって本当に多いんですよ。

キッカケは大量の過剰在庫

失敗を徹底的に深掘りする様にしたのは、小売業の店長をしていた頃からです。
特売日に売れると思って店舗の入り口付近に大きく展開した商品が全く売れなかったことがキッカケです。

特売日で値下げされた状態でないと、なかなか売れない商品だったので、この展開ミスにより大量の在庫が余ってしまいました。
それからその在庫は2ヶ月ほど倉庫にずっと眠っているという始末です。

特売チラシに入り、明らかに値下げされた目玉商品だったのに何故売れなかったのか。。。
この時にこの原因を深く分析しておかなければ、次も違う商品で同じ失敗をしてしまうと思ったのです。

深掘りした結果、二つの原因が明らかになりました。

固定概念と準備不足

結論を言ってしまうと、シンプルに自分の調査不足です。。。
(以下、過剰在庫になってしまった商品をA商品とします。)

一つ目は競合他社がA商品の価格を自分たちの価格より大幅に安い価格で展開していたことです。
普段から競合他社の特売セールのチラシはチェックしていたのですが、
大体チラシに載る商品はいつも同じ商品でした。
(その競合他社がA商品をチラシに載せることはこれまでありませんでした。)

この失敗をする前ももちろんチェックしていたのですが、突発的に出してきた商品だったので、完全に見逃してしまっていたんです。
明らかに油断が招いた、調査不足です。

二つ目に関しては、地域性によるものです。

当時僕は新潟県から富山県に転勤したばかりでした。
A商品は新潟では売れ筋の商品だったので、過去のデータをチェックせずに、「これは売れる!」という固定概念に縛られて判断し、そのまま展開してしました。
A商品は富山県ではそこまで人気がない商品だったんですね。

隣県でも気候の違いや食文化の違いで、売れる商品が全く異なります。
過去のデータを事前にチェックし、パートさんやアルバイトさんにも地域について詳しく聞いていれば、この失敗を防ぐ事ができていたと思います。

失敗データは大きな財産となる

この二つの失敗の原因を知ることができたのは僕やチーム全体にとって大きな財産となります。
失敗した原因を放置してしまうと、何度も同じことを繰り返します。
これでは完全に成長が止まり、大きな成果をあげることはできません。

失敗の原因を大まかに分類すると、
無知、未知、調査検討などの準備不足、不注意、環境変化への対応不良、誤った目標設定、などにまとめられます。

今回の自分の失敗はどこが原因だったのか?を知っておくだけでも今後の行動が大きく変わってくるはずです。

そして、この失敗を機に僕はどの店舗に異動しても、企画反省会を開く様にしました。
失敗や成功の事実に対して、皆で「何故?」を繰り返して深掘りし、原因を明らかにしたり、改善策を考えて次回の戦略を練ったりする場です。

短い時間でもこの様な場所を設けることは、間違いなく大切だと思います。

失敗から学び、次に活かし、成果を出す事ができれば、成功だったと呼べる様になると思います。
是非、今後の集客活動やプロジェクト進行の中で何か失敗と呼べる事があった際は、
関わったメンバー全員参加の反省会の場を設けて深く分析をしていただきたいと思います。

失敗データの蓄積は企業の財産になります!

引き続き頑張ります!

それではまた!

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