DATA . 2021.6.9
良いサービスを作るコツ

HAGIWARA
ハギワラです。
今日は「良いサービスを作るコツ」というテーマでお話したいと思います。
何か自社で新商品が発売される時であったり、商品のリニューアルをする際、リリースまでにどんな施策が必要だろうか?と必ず考えていくと思います。
今回はそんなときに使うフレームワークを一つご紹介したいと思います。
(現状自社を取り巻く環境の分析、ターゲティング、ポジショニングなどが明確になっていることが前提で話を進めていきたいと思います。)
4P4Cというフレームワークをご存知でしょうか。(マーケティングミックスと呼びます)
4Pというのは、↓
・product(製品)→製品戦略について考える。何を売るのか?どんな品質でどんなデザインの製品を売るのか?
・price(価格)→いくらで売るのか?支払い方法などを考えます。
・place(流通)→どこで売るのか?WEBのみなのか、店頭販売をするのか?など販路について
・promotion(販促)→どの様にして認知してもらうか?
以上の4つから構成されているので全ての頭文字をとって4Pと呼ばれています。
そして4Cというのは、↓
・customer value(顧客価値)→顧客にとっての価値は何なのか?利用した時に恩恵を受けることができるのか?
・cost(顧客にとっての経費)→サービス利用時の顧客の負担は?そのサービスを利用するまでのコストはいくらがベストなのか?
・convenience(顧客利便性)→入手、利用しやすい方法は何なのか?
・communication(顧客とのコミュニケーション)→どんな環境を整えれば、消費者側からもサービス提供者側にコンタクトが取りやすいのか?商品利用後のアフターサービスなど。
以上の4つから構成されているので全ての頭文字をとって4Cと呼ばれています。
4Pと4Cは基本的に構成は似ていますが、主な違いは、企業視点なのか?それとも顧客視点なのか?です。
4Pは企業視点で4Cは顧客視点になります。
施策を考える時に、4Pを考えてしまい、4Cの方が抜け落ちてしまっている場合が多かったりします。
4Pは考える必要がない!という訳ではなくてこの二つをミックスさせて考えていくことが重要です!
また、4Cの方から考え、4Cを軸に4Pを考えていくことがコツです。
例えば、4Cのcost(顧客にとっての経費・負担)について、
ペルソナのことを想像しながらどんな心理的なハードルがあるのかを「cost(顧客にとっての経費、負担)」で考えおいて、顧客ができるだけ損をしない様なサービス設計を、「price(価格、取引条件、値引価格)」で考えていくと良いと思います!
やっぱりここでも「顧客視点」は大事になってきますよね。
僕も日頃から、サービスを受ける際に顧客視点を意識して多くのことを吸収していきたいと思います。
ちなみに、意外かもしれませんが、デザイン会社でもこの様なマーケティング戦略について、まず自分たちで実証してからご提案しております。
ブランディングという土台にマーケティングやデザインが存在しているので、デザインだけ(マーケティングを無視して)では責任を果たせない訳です。
まだまだ、学ばなければならないことは山積みですが、一つ一つ経験を積み重ねて、集客に関わることはトータルで頼っていただける様に引き続き頑張ります!
それではまた!!