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POSTED | 2021.03.09 CATEGORY | 経営について

価格を下げても誰も幸せになれない


こんにちは、今日の打ち合わせは偶然にもホテル続きだったので、心なしかホスピタリティが上向きなナカムラです。

さて、今日は価格についてのお話をしたいと思います。

商品が売れない時に真っ先に思い浮かぶのが値下げです。
市場の価格または競合の価格よりも下げることで、他社よりも優位に立つことができます。
そうすると当然売れます。とてもシンプルな構造です。

しかしながら値下げをした後に、他社が自社よりも価格を下げてきたらお客様は他社の商品に流れてしまい結果売れなくなります。とてもシンプルな構造です。

そうすると最終的にはお金がある会社やスタッフのマンパワーがある会社が生き残っていきます。
マンパワー力の強いスタッフさんが多く入れば、多少残業したり、多少の無理は効くので、売上や利益に貢献してくれます。

しかし、マンパワーにはいつか終わりがきます。
体力勝負なので、少しづつ体力は奪われていき、やがてバテてしまいます。
そうなると価格競争という勝負から脱落せざる終えなくなり、結果会社はやっていけなくなります。

「値下げは魔力」です。

僕らのお仕事においても、値下げを求められる事があります。
これは至極当然の事です。誰だって安い方が良いに決まっています。
なのでその事自体が良い悪い訳ではありません。

価格の付け方にもいろいろあります。
予め値引きを想定して販売したい価格よりも金額を上乗せした「余白価格」と、自分たちの提供できる価値に対して正当な価格をつけている「正直価格」なんかがあります。

お客さんの中には、極力安い価格で買う事をミッションにしている人もいて、さらには値引に成功したという優越感を味わいたいという人もいます。
特に電気屋さんとかは、予め値引金額を価格に上乗せして表示しておくこともあったりします。

僕らの価格の付け方は「正直価格」です。
予め値下げを許容する余白を残していません。
なので、値下げを要求されてそれに応じた場合、単純に自分たちの身を削ることになります。

僕らは時間単価×予想される時間でお見積もりを作成しています。
例えば時間単価が5000円で、2時間の工数がかかる場合、お見積もり額は10000円です。

この時、半額の5000円にしてくださいと値下げを求められた場合、僕らは2つの選択を迫られます。

①値下げを受け入れて時間単価2500円でお仕事をうける
②余計な作業を行わず通常2時間かかるものを1時間で終わらせる

このどちらかです。
①の場合、依頼した側は支払う金額が減るので良いのですが、僕らが疲弊します。
②の場合、本来2時間かけて行う仕事を1時間で対応しているので仕事の質は当然落ちます。

どうでしょうか?
おそらくどちらも幸せになれない結末を迎えそうな雰囲気です。

例えばすき家に行って牛丼を注文するとします。
牛丼の価格は300円。
様々な企業努力を経て300円という低価格でおいしい牛丼を提供できるのです。

この牛丼に対して、いやいや高いから250円にしてよとなった場合、250円ではおいしい牛丼を提供し続ける事ができません。
なぜなら250円で販売する設計になっていないからです。

本来300円の牛丼を250円で提供しようとしたら、原材料の質を落としたり、人件費を削減したり、250円で提供しても継続的に利益がでる設計にしておかなければいけません。
もしかしたら電気代を節約しなければならなく、寒い店内で牛丼を食べなければいけなくなるかもしれません。

そうなると、どちらも幸せになりません。

「値下げは魔力」です。

サービスを提供する側は、自ら自分たちの価値を下げてしまうと幸せになれません。
サービスを利用する側は、支払うお金は少なくなったは良いものの、何かしらの代償を覚悟しなければいけません。

単なる値下げの末路は「誰も幸せになれない」なのかなと思います。

フェアな価値交換ができることが望ましいですよね。

それでは、また明日!

WRITED BY

ナカムラ ヒロキ

ブランドマネージャー1級/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士/ドッグホリスティックケアカウンセラー

23歳で独立し紆余曲折ありながらも3回の起業を経て現在に至ります。デザイン会社である株式会社アプリコットデザインと、ブランディングを主軸に"ワクワクする企業をたくさん作る"をミッションとした株式会社ポケットの運営をしています。取引先は個人事業主から誰もが知る大企業まで1000社以上。集客をお手伝いする立場であるので、まずは自社のホームページにおいて率先してWEB活用をすべきと今日も自社実験を繰り返しながら、営業マン0で年間500件以上のリード獲得に成功しています。目標はデザインとブランディングの価値をより多くの人に伝えながら、価値あるデザイナーを増やしまくる事でデザイン業界を変えたいと思っています!

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