JOURNALジャーナル
POSTED | 2021.02.22 CATEGORY | ホームページのこと
走りながら考えてみよう
こんにちは、今日隣を歩いている若者が明日の祝日を前に
「月曜日も休みにしてよ!やる気でないよね」と言っていたのを聞いて
「そうだそうだ!」と心の中で思っていたナカムラです。
(´-`).。oO 本心ではない(笑)
さて、今日は某有名ホテルのホームページリニューアルについて
「デザイン監修」という新ジャンルのお仕事をご依頼されてからの、
打ち合わせ2回目でした。
そう、今回は作りません。自分で作らない前提であれこれお話をするのは何とも新鮮でした。
自社の強みを改めて掘り起こしていくと、
場の中に共通の認識が生まれ始めてきます。
そうなると何かを決めるにもスムーズに話が進むので、
ホームページを作る前には毎回これをやった方がいいんじゃないかとさえ思いました。
全体的にはとても順調で良い方向に向いている気がするので、
こういう仕事もありだよなぁと思っています。
この「デザイン監修」というお仕事。
ホームページ上でやってます!と謳っているわけでは決してありません。
むしろデザイン制作をバリバリやっているので、監修だけという依頼はそうそうないと思います。
しかし御用命をいただいたからには、いかにして良いホームページにしていくのかを考えるのみです。
これまでやったことない仕事なので、模索しながら進めています。
「走りながら考えてみよう」戦法です。
今日はその「走りながら考えてみる」ことの
大切さについてお話ししたいと思います。
物事を始めようと思ったら
何かを始めようと思った時、細部まできちんと設計した上で動くタイプと、走りながら考えて動くタイプどちらかに分かれます。
僕はどちらかのタイプかと聞かれればどちらとも言えません。
場合によって使い分けているハイブリッドタイプです。
ただどちらか選ばなければいけないのであれば、走りながら考えるタイプです。
時代の流れが早すぎて細部まで設計して準備をしている間に、
気がついたら競合ばかりで結果「後発組」になってしまうという事も無きにしも非ずです。
なので、もしかしたら今の時代は走りながら考えた方が良いのかもしれません。
走りながら考えるは、行き当たりばったりだ!と揶揄する人もいるかもしれませんが、
ブレない芯をもって行き当たりばったりに行くのとそうでないのとは別物であることは
頭に入れておかなければいけません。
ブレない芯を持った上でやっぱりスピードは大事です。
ホームページを中心に考えるのなら
特にホームページを中心に考えたビジネスの場合は走りながら考える事をオススメしたいです。
というのも、以前からお伝えしているように、
ホームページは即効性がないツールです。
事業の内容もばっちり詰めて、ホームページも一語一句完璧にした状態でリリース!
と意気込んでもすぐには誰も見に来てもらえません。
(多額の広告費や販促をした場合を除く)
なぜなら、ホームページの存在を誰も知らないからです。
山奥に立派な店構えのお店を開店したようなものです。
山奥にお店を構えたなら、看板や広告などを使って丁寧に告知してあげる必要があります。
ホームページにおいて知ってもらうには、SNSで告知するなどのほか、
ユーザーがGoogleで検索してサイトにたどり着いてもらう必要があるのです。
しかし、公開後はサイトの存在すらGoogleに知られていない状態なので、当然検索に引っかかりません。
しばらくして検索結果に表示されるのですが、
検索結果の後ろの方に表示されるのでそれを見つけてもらうのは至難の技です。
そう、生まれたてのホームページは競合のライバルと同じ土俵にあがるまでに時間がかかるのです。
だからある程度の段階でホームページをリリースしてしまい、
早めにGoogleにホームページの存在を知ってもらう必要があります。
ついでにお伝えすると、ホームページは仮説のもとスタートするので、
その仮説が正しいかどうかは実際に運用してみないと分からないのです。
がっちり決め込んで、これ以外答えはない!という状態でリリースするよりも、
最初の段階から疑うスタンスでいた方が良いと思います。
「走りながら考える」柔軟な思考も場面によって必要だと思います。
それでは、また明日!
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ナカムラ ヒロキ
ブランドマネージャー1級/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士/ドッグホリスティックケアカウンセラー
23歳で独立し紆余曲折ありながらも3回の起業を経て現在に至ります。デザイン会社である株式会社アプリコットデザインと、ブランディングを主軸に"ワクワクする企業をたくさん作る"をミッションとした株式会社ポケットの運営をしています。取引先は個人事業主から誰もが知る大企業まで1000社以上。集客をお手伝いする立場であるので、まずは自社のホームページにおいて率先してWEB活用をすべきと今日も自社実験を繰り返しながら、営業マン0で年間500件以上のリード獲得に成功しています。目標はデザインとブランディングの価値をより多くの人に伝えながら、価値あるデザイナーを増やしまくる事でデザイン業界を変えたいと思っています!