JOURNALジャーナル
POSTED | 2021.02.12 CATEGORY | 仕事のこと
スキルが高い人は万能なのか
こんにちは、今日はクリーニング屋さんの撮影だったのですが、普段絶対入れない工場に潜入してワクワクしていたナカムラです。
そして洋服のシミ抜きも見せてもらったのですが、一瞬にしてシミがとれる様子は”さすがプロ”のお仕事でした。
そんなこんなでいろんなプロの仕事を間近で見れてシアワセです。
さて、今日は表題の件”スキルが高い人は万能なのか”というテーマでお話ししたいと思います。
今現在転職を考えていたり、自分のキャリアに悩みを抱えている人にとって少しでもお役に立てればと思います。
僕は転職回数が半端なくこれまで人の2倍いや3倍以上の転職をしてきました。
ポジティブな言い方をすると、「転職をした」ではなく「転職できた」です(笑)。
今思えばこんな転職回数が多い人をよく雇ってくれたなと思うくらいです。
ただ、僕が決して優秀だったからなわけではなく、
どちらかというと「ポンコツ野郎」だったわけです。
だから、憧れの会社さんへ履歴書を送っては書類選考で落とされるという「負のループ」を繰り返していた時期もあります。
書類選考で落とされた理由の99%はきっと「スキルが低い点」で残りの1%は知りません。
(´-`).。oO 無責任野郎
本来ならスキルを磨いてから来やがれ!だと思うのですが、
スキルを磨くにも時間(コスト)がかかる訳で、
とにかくお金がなかった僕はスキルを磨くことよりも
お給料をもらいながらスキルアップしたいと思っていました。
(´-`).。oO わがまま野郎
お給料も大事だし、スキルアップのための実務経験も大事でした。
最初は自分にスキルがないことは承知の上だったので、
なんとか自分をよく見せようと職務経歴書を着色しました。
が、決して嘘を書いていたわけではありません。
「良い言い方」をしていただけです。
ただ着色した職務経歴書は面接の際にすぐに化けの皮が剥がされます。
そもそも憧れの会社さんは書類選考の時点でそれを見抜いていたのだと思いますが。。
真正面から勝負しても敵わないと気付いてからは作戦を変更しました。
(というかそんな時間あったらスキルを磨けですが。。)
それは「戦う場所を変えた」のです。
その時の僕の経験を整理しますと
・小売業の経験がある
・お店の経営をしていた
・デザインは多少できるが素人に毛が生えたレベル
・独学でホームページを作っていた
・ECサイトを自分で運営していた
意外とあるように思えますが冒頭のお話の通り”どれも中途半端なスキル”でした。
だから真向勝負でデザイン会社やホームページ制作会社・通販サイト運営会社に入社するのは困難です。
そこで、
サービス業の会社×デザイン=広報担当
デザイン会社×新規事業×ECサイト=新規事業WEB担当
といった具合に何かと何かを掛け合わせたポジションを狙いにいったのです。
例えば”サービス業の会社×デザイン=広報担当”でいうと
サービス業のプロはデザインができないので広報全般を担うのは難しく
デザインのプロは現場を知らないのでお客様目線での広報ができない。
だからその両方ができる(スキルは浅くとも)人を求めている会社は必ずあってそこを狙ったということです。
このことから自分の棚卸をして、
戦う場所を変えてみたら意外と需要がある事に気付いたのです。
書類を送付する際、職務経歴書も一緒に送りますよね。
応募する会社にとってみたらこの経歴が判断基準の一つになってきます。
なので魅力的な経歴は人事担当者や経営者の目に止まりやすくなり採用される確率が上がります。
俗にいう”スキルが高い人”です。
スキルが高いとは特定の分野における知識や経験が豊富であるということです。
デザイナーであれば、デザインに関する知識や経験が豊富な人です。
採用する会社側の立場からすると、スキルが高い方が即戦力になるため喉から手がでるほど魅力的に感じてしまいます。
なのでスキルがある人に比べ、スキルがない人の方が採用のハードルは高いはずです。
ただスキルが高い人がそのまま会社にとって魅力的な人であるという方程式は通用しません。
高いスキルをもつパン職人がラーメン屋でスキルを活かせないことは想像に容易いですよね。
これは極端な話ではありますが実は日常的にあり得る話なのです。
高いスキルも環境次第でそれが活かされるか活かされないか明暗が分かれ、
低いスキルだとしても環境次第で活かせる場所が必ずあると思うのです。
自分は特に際立ったスキルがないという方も、自分のスキルを活かせる場所を見つけられれば鬼に金棒です。
それでは、また明日!
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ナカムラ ヒロキ
ブランドマネージャー1級/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士/ドッグホリスティックケアカウンセラー
23歳で独立し紆余曲折ありながらも3回の起業を経て現在に至ります。デザイン会社である株式会社アプリコットデザインと、ブランディングを主軸に"ワクワクする企業をたくさん作る"をミッションとした株式会社ポケットの運営をしています。取引先は個人事業主から誰もが知る大企業まで1000社以上。集客をお手伝いする立場であるので、まずは自社のホームページにおいて率先してWEB活用をすべきと今日も自社実験を繰り返しながら、営業マン0で年間500件以上のリード獲得に成功しています。目標はデザインとブランディングの価値をより多くの人に伝えながら、価値あるデザイナーを増やしまくる事でデザイン業界を変えたいと思っています!