JOURNALジャーナル
POSTED | 2021.02.02 CATEGORY | ホームページのこと
ホームページはシンプルが良いのか?
こんにちは、ナカムラです。
デザイン会社である株式会社アプリコットデザインと、ブランディングを主軸にワクワクする企業をたくさん作るをミッションにした、株式会社ポケットの運営をしています。取引先は個人事業主から誰もが知る大企業まで1000社以上。ホームページを作る立場であるので、率先してWEB活用をすべきと今日も自社実験を繰り返す日々、営業マン0で年間500件以上の問い合わせを頂いています。
目標はデザインとブランディングの価値をより多くの人に伝えながら、価値あるデザイナーを増やしまくる事でデザイン業界を変えたいと思っています!
さてさて、毎日ホントに多くのお打ち合わせをさせていただいております。
明日は1日に8件の打ち合わせが入っています。
基本的にお打ち合わせの時間は1時間〜2時間が多く、前後の移動が1〜2時間。
・・・
アレ?打ち合わせ8件?計算合わなくないですか?
そうなんです。とても8件のお打ち合わせを1日のうちに行うことは困難です。
いや、困難でした。今までは。
そう、zoomでのお打ち合わせがメジャーになったので、移動時間が圧倒的に少なくなり、結果多くの方とお打ち合わせが可能になったのです。
まさに時代の恩恵を受けております。
さてさて、今日はホームページのお話です。
ホームページを新規に作りたい、リニューアルをしたいという方とお打ち合わせをさせていただく中で、結構な確率でシンプルですっきりとしたホームページにしたいというご要望があります。
この気持ちとってもよくわかります。
僕自身もごちゃごちゃしているホームページよりも、すっきりして見やすい方が好きだったりします。
ただ、シンプルなホームページにするときのメリットデメリットを、しっかりと頭に入れておかなければいけないと思います。
メリットについては先ほどお伝えしたように、シンプルなサイトは情報量が少ないので、内容が頭に入って来やすいですよね。
特に今はスマートフォンで観覧される方が多いので、よりすっきりとしたデザインの方が相性が良さそうです。
そして世の中のトレンドを見渡しても、ホームページは昔に比べてかなりすっきりとした内容になっています。
特に大企業のホームページは白を基調とした本当にシンプルなものです。
逆にデメリットとしては、情報量が少なくなってしまうことです。
情報量が少ないとGoogle先生に対して少し不利になったりします。
やはり有益な情報がぎっしりと詰まったサイトの方が先生に信頼されます。
ホームページは作っただけでは何の意味も持たず、多くの人に見てもらうことで初めて何かしらの成果が上がります。
なのでより多くの人に見てもらうための対策っていうのは欠かせません。
そうなってくると検索順位を蔑ろにすることはできず、やっぱりGoogle先生に好まれるサイトであるっていうことが重要になってきます。
ここがすごく難しいところで、世の中のトレンドは極力無駄なものを削ぎ落としてシンプルな見やすいサイトが好まれるのですが、Google先生にとってはそれでは物足りなく、どちらをとるかという究極の選択を強いられます。
さらには、ホームページは全てのページがトップページになり得ます。
トップページというとホームページの表紙のページという意味ですが、ユーザーさんが検索した時に、必ずしもトップページが入り口になるとは限りません。
例えば何かしらのワードで検索した際に、ブログのページが入り口になる場合もあります。
その時、全てのページをトップページ化しておかないと、せっかくの来訪者を離脱させてしまう可能性があるのです。
そうなってくると、すっきりと情報を削ぎ落としたサイトよりも、ある程度情報量がある方が効果を得やすくなってきます。
自社のホームページはシンプルでいくのか、情報量多めでいくのかどちらを選ぶべきでしょうか?
僕の答えは、ホームページの成熟度によって変えた方が良いです。
成熟度というのは、簡単にいうとGoogle先生にどのくらい好まれているかです。Google先生の高感度です。
例えばホームページのページ数が100ページあるサイトだとして、その100ページがしっかりとGoogle先生に認識されていて評価が高いとすると、サイト自体の評価も高くなります。
この状態であればシンプルなサイトにしても良いと判断します。
しかし、最近できた生まれたてのサイトであれば、Google先生に評価どころか認識さえされていないので、高感度はゼロスタートです。
この段階でシンプルなサイトにしてしまうと、Google先生の高感度を上げるのが中々難しくなってきます。
なので、ある程度情報量を確保しておく必要がある為、すっきりしたサイトにしない方が良いと思うのです。
ただ、10年くらい運営しているサイトであっても、高感度が案外低い場合もあります。
その時もやっぱりシンプルなサイトよりも情報量多めに作って、高感度を上げることを優先に考えた方が良いと思うのです。
ホームページはシンプルな方が良いよねという気持ちもとっても分かりますが、自社のホームページの成熟度・Google先生に対する高感度に合わせて、シンプルで行くか情報量多めで行くかの判断をした方が良いのかなと思います。
それでは、また明日!
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ナカムラ ヒロキ
ブランドマネージャー1級/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士/ドッグホリスティックケアカウンセラー
23歳で独立し紆余曲折ありながらも3回の起業を経て現在に至ります。デザイン会社である株式会社アプリコットデザインと、ブランディングを主軸に"ワクワクする企業をたくさん作る"をミッションとした株式会社ポケットの運営をしています。取引先は個人事業主から誰もが知る大企業まで1000社以上。集客をお手伝いする立場であるので、まずは自社のホームページにおいて率先してWEB活用をすべきと今日も自社実験を繰り返しながら、営業マン0で年間500件以上のリード獲得に成功しています。目標はデザインとブランディングの価値をより多くの人に伝えながら、価値あるデザイナーを増やしまくる事でデザイン業界を変えたいと思っています!