JOURNALジャーナル
POSTED | 2021.01.06 CATEGORY | 仕事のこと
続:現場から離れる怖さ
こんにちは、会社で僕の私物(めちゃくちゃある)を処分したいと前々から言われていたのですが、ダラダラと動かないでいたら、ついには付箋でバッテンの印を付けられて、「いるものは付箋を剥がしてください」と言われたので、全力で全部剥がそうかと企んでいるナカムラです。
(´-`).。oO 目的がどうしたら捨てられないかにすり替わっている・・・
さて、以前にもブログに書いたのですが、僕の頭の中には四六時中、大きな難題がチラついています。
それは、「制作の現場から離れた方が良いのか問題」です。
第一線で戦っている経営者やマネージャーの方などは、この気持ちを分かってくれるのかなとは思います。
それこそ数年前まで、僕のマンパワーで会社が回っていた様なものです。
すなわち、ナカムラが倒れたら会社が倒れるの図だったわけです。
マンパワーで会社が回るデメリットとしては
・マンパワーで回している人に何かあったら大ゴケする
・他のスタッフの成長が遅れる
などがあります。
最近は大分良くなって、マンパワーは分散されました。
個々のスタッフも著しい成長を遂げています。
しかし、相変わらずマンパワーさは否めません。
(昔よりは全然良いんですよ、本当に)
単純に体力的に辛いお年頃になってきてはいるのですが、
それよりも、今の状況だと「会社としての成長」が鈍くなってしまう気がしてなりません。
包み隠さずに正直にお話ししますと、僕が第一線で制作をしている以上、会社として次のステップに行けないということなんです。
具体的に言うと、手を動かす時間の割合よりも、頭を動かす時間の割合を多くしていかなければいけないのです。
そこで、やはり僕は制作の現場から離れた方が良いのではないかと、日々葛藤しているのです。
もはやマンパワーは自転車操業に近いのかなとも思うくらいです。
人に与えられた時間には限りがあります。
そこから働くことができる時間となるとさらに少なくなります。
この与えられた時間の使い方で、会社の将来が決まってくるといっても過言ではないのかもしれません。
しかーし、そんなことは頭では分かっています。
不安なんです。怖いんです。
一度制作の現場から離れてしまうことが。
僕はデザインだけではなく、コーディング(プログラミングのことね)もできます。
いや正確に言うと「できました」の過去形です。
ただ、さすがに一人四役(経営者、ディレクター、デザイナー、コーダー)は担えないと、コーディングに関しては2年ほど前に足を洗いました。
今は全く触っていないかといえばそうではないのですが、ガッツリとコーディングしたのはもう2〜3年前が最後だと思います。
そして、他のスタッフに任せてみた結果、やっぱり良かったなと思うことだらけで。
やはり餅は餅屋に任せておいた方が良いという結論に至りました。
だ・か・ら
余計、制作の現場を離れなければいけないんじゃないかという気持ちの方が強いことは確かです。
そこで、今年から仕事のやり方を少し変化させてみました。
積み上げた積木の一番下を抜き取ると、全部崩れる可能性が高いのですが、上からとっていけば崩れる可能性は極めて低いと思います。なので、できることから少しずつ改善していきたいなと思っています。
こんな現在葛藤中のブログを書くなよと言われそうですが。。
少しでも同じ境遇の人の気付きになれば良いなと思い筆を走らせている次第です。
今年一年やってみて、どう変化したかはまたご報告したいと思います。
それでは、また明日!
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ナカムラ ヒロキ
ブランドマネージャー1級/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士/ドッグホリスティックケアカウンセラー
株式会社ポケット・株式会社アプリコットデザイン代表をしているナカムラです。
ブランディングを中心にWEB制作、各種デザイン制作などのクリエイティブを行っています。 高校卒業→小売業→開業→事業譲渡→転職→開業→転職→いまここ。 3度の独立・失敗&成功?を繰り返し株式会社アプリコットデザインを設立。お客様と一緒に課題解決のために常に全力疾走!線は細いが誰よりも熱い想いを秘めている!