JOURNALジャーナル
POSTED | 2021.01.02 CATEGORY | 経営について
顧客視点の重要性
こんにちは、神社のおみくじを引いたら末吉だったので、客単価を上げるために末吉多めに配合しているに違いないと勘ぐっているナカムラです。
良い商品や良いサービスは黙っていても売れる!
これはかつての話です。
誰も見たことがない画期的な商品やサービスなら黙っていても売れるかもしれません。
しかし、そんな商品がこの世に生まれるのはもはや奇跡に近いのかもしれません。
そんな時は、自分たちが売りたい商品ではなく、
ユーザーの視点に立って、ユーザーのニーズを元にした商品やサービスを販売していかなければいけません。
この顧客視点ってとっても重要なんですが、ついつい忘れがちになってしまいます。
例えば、豊富なメニュー。
バリエーション豊富なメニューは、多くのユーザーのニーズに対応できるように見えるので、一見ユーザー視点で考えられていると思われがちですが、バリエーションが多すぎるメニューはユーザーを困惑させてしまいます。働いているスタッフすら複雑すぎて覚えられないようなメニューはそもそも考え直した方が良いのかもしれません。
ユーザー視点というよりは、販売する側のあれも売りたいこれも売りたい、客単価を上げたいという下心が丸見えです。
先日、道を歩いていたら、新規オープンのお店を見かけました。
そのお店の前には、行列整理ロープと案内ポップ、地面には足跡マークがついてました。
きっとピーク時は賑わっているんだろうなと思い見ていると、そこのお店に何にかのお客さんが来店しました。
しかしそのお客さんは、どこか戸惑っていました。
どうしたんだろうとよくよく観察していると、どっちからどういう風に並んだら良いかに戸惑っていたようです。
確かにお店の正面から見ると、右からレジに並んでも良さそうだし、左からレジに並んでも良さそうな設計になっていました。
これも顧客視点で見れていないが故に起こってしまう事故なんですよね。
商品やサービスを選ぶのはユーザーです。
そしてそれを良いと判断するのもユーザーなのです。
常に人を中心に発想をして、ユーザーや顧客が抱える悩みや潜在的欲求が何かを見つける視点が、これからはとても重要になってくるのかなと思います。
それでは、また明日!
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ナカムラ ヒロキ
ブランドマネージャー1級/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士/ドッグホリスティックケアカウンセラー
株式会社ポケット・株式会社アプリコットデザイン代表をしているナカムラです。
ブランディングを中心にWEB制作、各種デザイン制作などのクリエイティブを行っています。 高校卒業→小売業→開業→事業譲渡→転職→開業→転職→いまここ。 3度の独立・失敗&成功?を繰り返し株式会社アプリコットデザインを設立。お客様と一緒に課題解決のために常に全力疾走!線は細いが誰よりも熱い想いを秘めている!