JOURNALジャーナル
POSTED | 2020.11.25 CATEGORY | 経営について
会社の仕組みづくり
こんにちは、当たり前を壊そうと思い、息を荒らしながら律儀にマニュアル通りに動いているナカムラです。
(´-`).。oO 39年間積み重なったものはそうそう壊せない
さてさて、今日は会社の仕組みづくりについてお話をしたいと思います。
会社は当然ですが、利益を出し続けないと継続することができません。
どんなに詭弁を語っても、利益を出せないと地獄です。
なので、利益を出すためには仕組みづくりが重要です。
会社の仕組みが出来上がっていないと、その都度試行錯誤しながら考えてお仕事をしていかなければいけないので、圧倒的に効率が悪くなり、結果生産性が落ちます。
(´-`).。oO 当たり前っす!
偉そうな事を言って、うちの会社は特に仕組みがしっかりとしているというわけではありません!
マニュアルなんて言うものもほぼ存在しません!
(´-`).。oO 偉そうに言うな!
そもそも僕らの仕事は業種柄イレギュラーの連続であり、お客様のニーズは業種によっても、会社によっても求められてくるものが違うので、これをマニュアル化してしまったらおそらく聖書並みに厚くなるんじゃないかなと思っています。
うちの会社がそこまでうまく回ってると言う認識は無いのですが、それでも数年前に比べたらだいぶしっかりと会社が回るようになってきたのかなと思ってます。
何度か仕組みをしっかりと作ろうと試みたことがあったんですけども、その都度様々な問題にぶち当たり挫折をしてきました。
そして、僕はある時に気がついたんです。
ガチガチにマニュアルを決めて、こういう時にはこういう対応をしましょうとするよりも、大枠だけしっかりと決めた上で後は個人個人に任せるっていう方が、もしかしたらいいんじゃないかなと思うようになったのです。
日本には法律というものがあります。
その法律を破ってしまった場合はそれなりの処罰を受けることになります。
この法律というものがなかったら、世の中は無法地帯となり、みんながみんな好きなことを好きなようにやり始めます。
結果争いが耐えず治安は不安定になり、格差が生まれ住みにくい国になってしまうと思います。
さらには小学校の頃は道徳という授業があって、他人を思いやることとか、人に対して優しく接しなさいみたいなことを学ぶ機会がありました。
だから僕らは法律をきちんと守りながら、他人を思いやって生きていこーねと教わってきました。
それらをまんま会社に当てはめてみると、会社としてやってはいけない事と、やっていい事って言うのを明確にした上で、仕事をする上ではこういう事に心がけなさい、お客様と接する時はこういう風にしたほうがいいよねという、自分たちのあり方みたいなものをしっかりと定義しておけば、ある程度会社は回るのではないか!そしてその後は個人個人のスキルがくっついてくるんじゃないかなと思ったわけです。
これが仮に会社としての考え方とか、あり方っていうのが決まってなかったとするとどうなるのでしょうか。
きっと、個人個人の行動や言動がバラバラになります。
ある人は明らかに目先の利益に鼻息を荒くしていて、ある人は利益後回しで役立つ事をしてくれる。
その人たちと接触をした人は、一体この人たちは何者なのだ!と違和感を覚えてしまうと思うのです。
一貫性を持たせるためにも、会社としての考え方とか、こうあるべきだっていうものはしっかりと定義しておく必要があるのかなと思います。
うちの会社の中にお酒や発酵食品にとてもお熱なスタッフがいて、最近立て続けにそれらのお仕事ができるようなチャンスに恵まれました。
本人がブログや個人のInstagramで発信をし続けていたから得たチャンスです。
しかし、そのチャンスは会社という基盤があってからこそかもしれません。
そう考えると彼女は会社を上手に利用して、自分のやりたいお仕事ができるチャンスを掴んでいるということになります。
僕はこんな感じで、個人個人のやりたい事や興味があるお仕事に携わり、お仕事を楽しんでもらうという流れが、会社としての理想の形だったりします。
存分に会社を良いように利用して欲しいと考えているのです。
でも最初からそれを自由にやっていいよとしてしまうと、個人個人が好きな方向を向いてお仕事を進めていってしまうので、結果会社としてのブランドの在り方や、提供したい価値から大幅にずれてしまう可能性が高くなります。ですので、あくまで会社の考え方や方向性、どう思われたいかという基盤があった上で、好きなお仕事をするっていうことがとても大事だと思ってるんですね。
兎にも角にも、僕の中では今のそのスタッフの状態が、うちの会社としてのあるべき理想型だと考えています。
これからも各スタッフの興味があるようなお仕事や、やりたいお仕事ができるような環境を維持していくために、台風や地震やコロナでも崩れない会社としての基盤を作り続け、会社としてきっちりと結果を出し続け、利益を出し続けていかないといけないんじゃないかなと思っています。
会社の仕組みづくりは、何もマニュアルを作ってその通りに動いてもらう事だけではありません。
しっかりとした基盤を作った上で、余白を用意しておくことが大事なんじゃないかなと思います。
それでは、また明日!
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ナカムラ ヒロキ
ブランドマネージャー1級/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士/ドッグホリスティックケアカウンセラー
23歳で独立し紆余曲折ありながらも3回の起業を経て現在に至ります。デザイン会社である株式会社アプリコットデザインと、ブランディングを主軸に"ワクワクする企業をたくさん作る"をミッションとした株式会社ポケットの運営をしています。取引先は個人事業主から誰もが知る大企業まで1000社以上。集客をお手伝いする立場であるので、まずは自社のホームページにおいて率先してWEB活用をすべきと今日も自社実験を繰り返しながら、営業マン0で年間500件以上のリード獲得に成功しています。目標はデザインとブランディングの価値をより多くの人に伝えながら、価値あるデザイナーを増やしまくる事でデザイン業界を変えたいと思っています!
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