JOURNALジャーナル
POSTED | 2020.11.13 CATEGORY | デザイン会社の経営
引越しをした理由
こんにちは、趣味はなんですか?と聞かれて仕事と答えるとリアクションに困るようなので、読書ですと答えるようにしようと思っているナカムラです。
(´-`).。oO なんちゃってインテリ
先々月、会社の引っ越しを行いました。
これまで大手町にあった事務所を千駄ヶ谷に移しました。
世の中はオンライン化が進み、日本全国どこにでも繋がれる世の中になりました。
そして東京から地方に移転をする会社も増えているようです。
そして、事務所が不要だと判断した会社は事務所を無くすという選択肢も生まれました。
事務所という人件費に次ぐ最大のコストがコロナの影響によって削減できるような状況になったんですね。
よくお客さんからこんな状況でよく引っ越しましたねと聞かれることが多いので、改めてここでなんでこのタイミングで事務所を引っ越したのかという話をしたいと思います。
そもそも引っ越しを考えだしたのは今年の初め、そうですコロナが猛威を震い始めた頃から物件を探し始めました。
世の中がどういう風に変わるのか誰にも分からなかった状況で、引っ越しという投資をする選択について、恐怖がなかったかといえばゼロではありません。やっぱり不安が結構ありました。
でもそれ以上に、これからやってくるであろう未来のことを見据えて、今引っ越しをしとかないといけないんじゃないかなぁと考え引っ越しをしました。
コロナについては突然襲ってきたものなので予期せぬ出来事です。
しかし以前から僕らには考えるべき難題があって、それはAIという存在に対して僕らはどう共存していかなければいけないのかということでした。
AIによって将来なくなるかもしれない職業が発表されたときは、世間がちょっとゾワゾワしましたよね。
AIというと「人間がAIに支配されてしまう」なんていう怖いイメージもあったりしますよね。
しかしAIは人間の脳そのものを作り出す研究ではなく、人間の脳が出した結果と同じ結果を別の手段から導き出す研究です。
だから、誰にでもできるような単純作業みたいなものは、これからAIに仕事を任せていく可能性が高いってことですね。
僕らの業界でもやはりAIに仕事を任せられる可能性があって。
その人の趣味嗜好などを収集しておけば、思い通りのデザインがすぐに出来上がる未来がやってくるのかなとは思うんですね。
ただ、そこで仕事が無くなってしまうと嘆いていても何も始まらないので、どういう風に共存していくかを考えなければいけなくて。
やはり人と人とが直接コミニケーションを交わして生まれるものが、ますますこれからは大事になってくるんじゃないかなと思っていたんです。
きっとAIは思い描いているモノを形にする事はできるかもしれないんですけど、思い描いている以上のモノを生み出すためには、やはり人と人とが直接コミニケーションをとることが大事なんじゃないかなと思うのです。
例えばカウンセラーの先生がロボットだったとしたらどうでしょう。
ロボットに自分の悩みを打ち明け開けて、仮に正当な答え(正解)が返ってきたとしても、悩みを打ち明けた人は正解を求めていない場合も多分にあったりするわけで。
血が通った人間に話を聞いてほしいと思う願望は、これからもなくならないんじゃないかなと思っていて。
やはり人と人とのコミュニケーションはこれからも残っていきそうだなと考えていました。
コロナが突然襲ってきて、人と人とが直接つながれないようになって。
僕らは画面越しで人とつながるようになりました。
みんな対面で人と人とが繋がる喜び、嬉しさ、楽しさみたいなものを強く感じるようになって。
人が恋しくて仕方がなかったんじゃないかなと思います。
だから、余計にこれからはコミュニケーションが重要だということを再認しました。
直接会って話ができる場所。
直接会ってコミュニケーションをとれる場所。
そんな場所を無くすべきではないと思いましたし、用意しておくべきだと考えたのです。
これまでは立地は良かったものの、共同オフィスだったので、様々な人が行き交う場所だったんですね。
なのでコロナ対策という観点から見るとリスクが多少あったりしました。
でも新しい事務所は普通の賃貸なので、たくさんの人が行き交うわけでもなければ、落ち着いて話ができる立地と環境なんですね。
これらのことが僕が引っ越しをこのタイミングでした理由です。
以前にもブログに書きましたが、世の中が大きく変化する時っていうのは必ずその先にニーズが眠っていて。
そのニーズを察知して行動し準備しておくことが、めちゃくちゃ大事なんじゃないかなぁと思っています。
お近くにお越しの際はぜひ遊びに来てくださいね。
それでは、また明日!
- WRITED BY
- プロフィールはこちら
ナカムラ ヒロキ
ブランドマネージャー1級/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士/ドッグホリスティックケアカウンセラー
23歳で独立し紆余曲折ありながらも3回の起業を経て現在に至ります。デザイン会社である株式会社アプリコットデザインと、ブランディングを主軸に"ワクワクする企業をたくさん作る"をミッションとした株式会社ポケットの運営をしています。取引先は個人事業主から誰もが知る大企業まで1000社以上。集客をお手伝いする立場であるので、まずは自社のホームページにおいて率先してWEB活用をすべきと今日も自社実験を繰り返しながら、営業マン0で年間500件以上のリード獲得に成功しています。目標はデザインとブランディングの価値をより多くの人に伝えながら、価値あるデザイナーを増やしまくる事でデザイン業界を変えたいと思っています!