JOURNALジャーナル
POSTED | 2020.11.10 CATEGORY | ブランディング
ブランディングのメリット
こんにちは、本日は終日新潟にいまして、いつも行く度に、「今日こそは海鮮を食べる!」と思いながらも時間に追われ結局食べられないナカムラです。
(´-`).。oO Go to work
さて、今週はブランディングWEEKで、ブランディングについての打ち合わせが連日入っております。
今日は新潟にて2件打ち合わせをしてきました。
一件目は先日無事にリリースとなった「人生を変える眠りのお店 志なのや」さん
https://shinanoya.net/
こちらのリリース後の振り返りと、これから改めてどうしていくかというお打ち合わせをさせていただきました。
そして、もう一件はまだ詳細はお伝えできませんが、絶賛ブランディングを行っている工務店さんで、引き続きのワークショップで、だいぶ方向性が見え始めてきて、とても充実した打ち合わせでした。
ブランディングに携わらせていく中で、改めてブランディングって大事だなぁと実感しています。
今日は、そのブランディングをサポートする制作者サイドからみたメリットをお伝えしたいと思います。
その前にブランディングとはなんぞやというご説明を、簡単にしたいと思います。
ブランディングとは一般的には高級なイメージだとか、大企業がするものでしょう?と思われがちなんですけども、実は中小企業こそブランディングをすべきで、もっと言うとブランディングなしではこれからは戦っていけない位、重要な戦略の一つだと思っています。
ブランディングの流れはまず、自社の強みや弱みを出し、自社の競合となる会社も出し、さらには自社の商品やサービスが提供する価値だったり求めているニーズを1番持っている人物像、つまりペルソナを決めていきます。
そしてペルソナを決めたら、自分たちは一体何者なのかを定義して、それをペルソナに効率よく一貫して伝え続けることで自社に対するイメージを築き上げていくものです。
なのでこのワークフローを進めていくと、かなりの時間を要することになります。
この時間が結構大変できついものなんですね。
皆さんは日々の業務の傍ら、課題に対して取り組んで頂かなければいけないので大変です。
結果的にトータルでかなりの時間を使うことになります。
端から見ていると結構ですね、ゲロが出そうなくらい遠い道のりで。
うちの会社も何回か自社で行っているので、その気持ちが痛いほどわかります。
やっぱりいざ自分たちのこととなるとなかなか分かりにくいものです。
だからといって、お客さんに会う度に辛そうな顔をしているかといったら、全くそうではなくて、むしろキラキラ輝いていたりします。
というのもブランディングは、なんて表現したらいいのかちょっと難しいのですが、神経衰弱のようなオセロのようなはたまた点と点をつなぎ合わせて線ににする作業とでもいいますか。難解なパズルのようなものですが、進めていくと散らばっていたものがつながって次第に自分たちの本当の姿が見え出してくるんですね。
すると今まで何気なくやっていたことが、正しかったんだっていうことが分かったり。
自分たちにはこんないいところがあったんだっていうのを改めて知ることができたりするので、そういったところがキラキラ輝いてしまう理由のひとつなのかなぁと思います。
で、ここからが本題なんですが。
ブランディングってお客さんにだけメリットがあるわけではなく、実は僕ら制作者の方にもメリットがあります。
1番大きなメリットとしては、制作者側がお客様のことを良く知れるという点で、お客さんと一緒に頭を悩ませ、考え抜いていく作業の連続なので、その過程の中で人柄だったりとか考え方とか、好みだったりとかそういったものをコト細く知ることができます。
そして、さらにはあたかも自分がお客さんの会社の一員になったような、そんな感覚を覚えてきます。
他の会社の事のはずなのになんか自分事として考えてしまうわけですね。
だから常に自分だったらどうするかなぁみたいな、そんな視点で物事を考えることができます。
うまくいったことを共有したり、駄目だったことを改善したりして、チューニングしていく作業を繰り返していくと、これが楽しくてやりがいになってくるんですね。
で、もう一つメリットを挙げるとすれば、制作時間がグンと少なくなり、作業効率が格段に上がるわけです。
なぜ作業効率が上がるのかと言うとお察しの通り、お客さんのことをすでに知っていてどういう風に表現してどういう風に伝えればいいかっていうのが、なんとなく分かった状態で作業を行うからです。
実はデザイナーは作業している時間よりも、考えてる時間の方が長かったりすることってほんとによくあって。あーでもないこーでもないって考えながらやってると結局時間がかかってしまうんですね。
でもすでにお客様のことを知っている状態から制作をすれば、格段に制作スピードが上がる事は当然のことで。
やっぱりブランディングありきでお仕事をさせていただいた方が楽しいですし、モチベーションも上がります。
それに比例してやりがいも感じることができるので、これらは本当にメリットだなと感じています。
何よりも、お客さんの良いところをデザインという手段を使って伝え続けることが大事なので、ブランディングという取り組みは、本当に互いにメリットが多いなぁと感じています。
それでは、また明日!
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ナカムラ ヒロキ
ブランドマネージャー1級/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士/ドッグホリスティックケアカウンセラー
23歳で独立し紆余曲折ありながらも3回の起業を経て現在に至ります。デザイン会社である株式会社アプリコットデザインと、ブランディングを主軸に"ワクワクする企業をたくさん作る"をミッションとした株式会社ポケットの運営をしています。取引先は個人事業主から誰もが知る大企業まで1000社以上。集客をお手伝いする立場であるので、まずは自社のホームページにおいて率先してWEB活用をすべきと今日も自社実験を繰り返しながら、営業マン0で年間500件以上のリード獲得に成功しています。目標はデザインとブランディングの価値をより多くの人に伝えながら、価値あるデザイナーを増やしまくる事でデザイン業界を変えたいと思っています!