JOURNALジャーナル
POSTED | 2020.11.04 CATEGORY | ホームページのこと
ホームページで価値観を伝えると
こんにちは、今日は久々に大失態をおかしてしまったナカムラです。
バリバリの集客戦略について考えていたあと、別のお客様と打ち合わせをしたのですが、
燃え盛る熱量で打ち合わせに入ってしまった為、きっと、きっと分かりにくいトンチンカンなお話をしてしまったと思います。。
この場をお借りしてお詫びいたします。
本当にすみません。。
よくないよね、ホント。
明日から初心に帰ってがんばります。
さて、今日はホームページで価値観を伝えるとどうなるかというテーマでお話ししたいと思います。
(´-`).。oO 切り替え早いよね、ホント。
結論から先にお伝えすると、ホームページで自社の価値観を伝えると、
同じ価値観を持ったお客様に共鳴してもらう事ができます。
以前にもブログに登場した、「類は友を呼ぶ現象」。
これを言語化すると、「同じ価値観を持った人は共鳴しやすい」ということです。
これは通常の集客に限った事ではありません。
採用に関しても言えます。
これは自社の実験結果で検証できているのですが、
以前のうちのホームページは、優等生なページで構成されていました。
優等生なページとは、当たり障りのないページという意味で、「ホームページはこうあるべきです」「効果のあるデザインとはこうです」といった、内容のページで、内容はごもっともなんですが、じゃあ他の会社と何が違うの?という視点で見られると他と代わり映えしない内容で。
お世辞にも「うちらしさ」があるとは言えないページ構成でした。
(現在もまだまだ課題が見つかり、近日中にリニューアルをする予定ですが・・・)
で、この優等生なサイトにどんなメリット・デメリットがあるかというと。
メリットは問い合わせが増えるという点。(増えるというのは優等生じゃないページに比べて増えるという意味なので、量が増えるという意味ではありません。)なぜかというと、誰でもウエルカムな状態にしてしまっている為、多種多様なお客様からコンタクトをいただくことになるのです。
逆にデメリットは、メリットと表裏一体で、多種多様なお客様からコンタクトをいただくので、自分たちの価値観と異なる人の割合が多くなるという点です。
なので、当初は問い合わせこそ多かったのですが、自分たちの価値観と異なるお客様が多い為、価値観のすり合わせに結構な時間(コスト)を割かれていたのです。
それではいけないと思い立ち、ホームページを全面リニューアルしました。
自分たちの価値観を予め定め、それを言葉や写真、デザインによって表現したのです。
だから、デザインも以前に比べて少し尖りました。
そうするとどうなったかというと、以前のホームページから問い合わせをいただいた方と、客層が変わり始めたのです。
僕らと同じ価値観を持つ人の割合が少し増えたのです。
この少しというのがポイントなのですが、ホームページでお客様を100%絞り込むことはまずできません。
100%を目指して絞り込むと、よりピンポイントな訴求になるので、問い合わせはそれまでに比べて激減します。
絞り込む方法は至って簡単です。
例えば、これまで全ての方向けだったキャッチコピーを、「BtoB専門のデザイン会社」とするだけで問い合わせは半分になり、「工場向けのデザイン会社」とすると、さらに問い合わせは減ります。
(※ここでは既存と変わらぬ来訪者だった場合。戦略上ターゲットを絞り込むこととは別物です)
「オラオラ系のデザイン会社」とすれば、オラオラした人が集まってきます。
でも、僕らはオラオラしていないので、実際に会ってみればお客様から願い下げです。
(´-`).。oO オラオラ系のデザイン会社ってあるのかな?
話はそれましたが、そもそもホームページは待ちのツールなので、特定の人を拒むことはできません。
でも、自分たちの価値観を伝えることで、それに共鳴する人が集まってくる可能性が高くなるのです。
・この会社の考え方いいな
・この会社が目指している世の中は素敵だよね
そんな風に思ってもらえる人からコンタクトしてもらえることで、
仕事がとてもやりやすくなりますし、やりがいも増えたりするのです。
で、冒頭お伝えした通り、これらは採用活動に対しても同様です。
どの会社にするかの選択基準の中に、考え方に共鳴できるかどうかという点は大きく影響するのではないでしょうか。
給与や休暇、各種条件を選択基準として自社を選んでもらった場合、より良い条件のある会社が見つかったら、簡単に離職してしまいます。自社の価値観に共鳴してもらえる人を集める事は、離職率を下げることにもつながるのではないかと思います。
(僕は最終的には採用専門サイトは不要なんじゃないかと思います。長くなるのでこの話はまた今度)
ホームページで理想のお客様からの問い合わせを増やしたい場合、
自社の価値観を表現して、ホームページ上で「体験」してもらう事が大切なのです。
それでは、また明日!
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ナカムラ ヒロキ
ブランドマネージャー1級/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士/ドッグホリスティックケアカウンセラー
23歳で独立し紆余曲折ありながらも3回の起業を経て現在に至ります。デザイン会社である株式会社アプリコットデザインと、ブランディングを主軸に"ワクワクする企業をたくさん作る"をミッションとした株式会社ポケットの運営をしています。取引先は個人事業主から誰もが知る大企業まで1000社以上。集客をお手伝いする立場であるので、まずは自社のホームページにおいて率先してWEB活用をすべきと今日も自社実験を繰り返しながら、営業マン0で年間500件以上のリード獲得に成功しています。目標はデザインとブランディングの価値をより多くの人に伝えながら、価値あるデザイナーを増やしまくる事でデザイン業界を変えたいと思っています!