JOURNALジャーナル
POSTED | 2020.09.18 CATEGORY | 経営について
守りに入ったら守れない理由
こんにちは、ふと訪れたコンビニの雑誌コーナーの週刊誌の見出しで「社長が不在な会社は危ない」と書かれていたのをみて、あれウチ?と思ったナカムラです。
今日は、守りに入ったら守れない理由というテーマでお話したいと思います。
僕は「守りに入ったら守れない」という言葉が割と口ぐせだったりします。
何気なくそう言っていましたが、なぜそうなのか理由を考えてみました。
僕はサッカーが好きなのですが、めっちゃ強いAチームと、めっちゃ弱いBチームの試合が時々あります。
前半でAチームのオウンゴールでBチームに1点が入る場合があります。
後半に入ると、Bチームは1点を守るために、攻める事をせず、守りに徹する場面があります。
残り5分のところで、Aチームに得点を決められ、さらにはロスタイムで逆転され、結局Aチームが勝つという場面がよくあります。
このことが意味することは、たまたま前半優勢に立ったけど、結局は実力不足によりAチームに負けたということになるかと思います。
この時、守ることに徹することなく、最後まで攻めていたらどうなったでしょうか?
まぁそれは誰にも分からないと思います。結局負けたかもしれないし、運良く勝てたのかもしれません。
では、これがまったく逆の場合だったらどうでしょう。
めっちゃ強いAチームが先制点を1点あげ、その後攻める事をせず守りに徹した場合。
おそらく何度か同じ場面の試合があった場合、Aチームが勝つ確率の方が高い事が想像できます。
要するに、強いチームは守りに入っても強く、弱いチームは守りに入ったら負けるという事になるのだと思います。
大切なことは、先制点が自分たちの実力でとれたものなのか、そうでないかをしっかりと見極めておかないといけないよね、ということです。
これをビジネスに当てはめてみると、ピンチになった時、これまでうまくいっていた事が自分たちの実力であったか否かを予め自覚しておかないといけないよねということで、もしそれが実力でなかった場合、守っていたら守りきれません。
僕なんかは、それまでうまくいっていた事が自分たちでは実力であったと考えていても、そのことは自分たちの判断になってしまうので、もしかしたら実力でなかった場合も想定されます。
ということは、自分たちが強い存在だと過信して守りに入ってしまったら、実はめっちゃ弱い存在で守りきれないという事態が発生してしまう可能性があるので、やっぱり守りに入るのではなく、常に攻め続けた方が安全だよねっていう結論にたどり着くのです。
守りに入っていては、結局守れない。
そう言い聞かせて日々生きていたりするのです。
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ナカムラ ヒロキ
ブランドマネージャー1級/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士/ドッグホリスティックケアカウンセラー
株式会社ポケット・株式会社アプリコットデザイン代表をしているナカムラです。
ブランディングを中心にWEB制作、各種デザイン制作などのクリエイティブを行っています。 高校卒業→小売業→開業→事業譲渡→転職→開業→転職→いまここ。 3度の独立・失敗&成功?を繰り返し株式会社アプリコットデザインを設立。お客様と一緒に課題解決のために常に全力疾走!線は細いが誰よりも熱い想いを秘めている!