JOURNALジャーナル
POSTED | 2020.09.10 CATEGORY | ブランディング
ブランディングの誤解
こんにちは、最近メガネを変えたのですが、誰にも気づかれず悲しいナカムラです。
(´-`).。oO 形が似すぎて自分でも分からん
フレームを丸いメガネにして1年くらいになるのかなぁ。
最初は雰囲気を変えて四角いフレームのメガネにしようかと思ったのですが、
試着してみると、違和感が抜群にありました。
まるメガネに慣れてしまうと、そうではない四角いメガネはどうやら違和感抜群だったみたいです。
そもそも、僕個人のブランディングにおけるキャラクターは「柔らかい人」なので、
これを四角いメガネにしてしまうと少々きつくなり、柔らかいイメージを守れなくなる懸念があったので結局まるメガネに落ち着いたわけです。
さて、前置きが長くなりましたが、本日は「ブランディングの誤解」というテーマでお話ししたいと思います。
ブランディングという言葉はずいぶんメジャーになりましたよね。
ただ、ブランディングにまつわる誤解が結構多いなということを肌で感じています。
・ブランドは高級品
・ブランドは大企業が作るもの
・ブランドはキラキラしたもの
・ブランディングは統一感を出すこと
・ブランドを作るにはお金がかかる
・デザインを良くすることがブランディング
etc・・・
ブランドというと、どこか非現実的というか、別世界のものというイメージがありますが、実はとても身近なものであります。
まず、ブランドとは何かを定義すると、僕の所属するブランドマネージャー協会によると、「知っている」状態であるとしています。
知っている状態であるとするのならば、一気に身近な雰囲気になります。
これを身近なものでいうと、「この近くにケーキ屋さんある?」という質問に対して、知っているケーキ屋さんをAとし、知らないケーキ屋さんをBとするのであれば、Aはブランドで、Bはブランドではないと言い変えられます。
ここでポイントなのは、「知っている」は個人によって違うということ。
Aさんにとってはブランド(知っている)でもBさんにとってはブランドでない(知らない)ということです。
ブランドとは個人によって違うのです。
では、ブランディングとはどんなものでしょうか。
ブランディングは、簡単にいうと強いブランドにしていくことです。
強いブランドとは、「知っている状態でかつすこぶる良い印象がある」状態を維持していくこと。
先のケーキ屋さんの例でいくと、「この近くにおいしそうなケーキ屋さんはある?」という質問に対して、パッと出てくるケーキ屋さんAと、ただの知っているBがあるとすると、強いブランドはA、ただのブランドはBということになります。
ここまで何となくご理解いただけましたでしょうか?
●●食べたい、●●したいという欲求が生まれたときに、パッと出てくる好印象なブランドになれば、
選ばれる確率がぐんとあがるので、ブランディングは大事ですよってことなんです。
改めて冒頭の質問に対して答え合わせしてみましょう。
一部に対しては言葉を入れ替えてみたいと思います。
・ブランドは高級品
→知っている状態は高級品である→×
・ブランドは大企業が作るもの
→個人のケーキ屋もブランドです
・ブランドはキラキラしたもの
→知っている状態はキラキラしている→×
・ブランディングは統一感を出すこと
→すこぶる好印象になるためには統一感を出す→ただ統一感を出しても好印象にはなりません。
・ブランドを作るにはお金がかかる
→これは半分合っています。そもそも知っている状態にしないと何も始まりません。
知っている状態にするにはある程度の露出が必要です。
・デザインを良くすることがブランディング
→ただデザインを良くするだけではすこぶる好印象にはなりません。
すこーし誤解は解けたでしょうか?
そして、ほんの少しブランディングが身近に感じれたでしょうか?
商品やサービスを「知っている状態でかつすこぶる良い印象がある」状態にしながら、
消費者が●●したいと思ったときに選ばれる確率を上げる為に、ブランディングはとーっても重要なのです。
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ナカムラ ヒロキ
ブランドマネージャー1級/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士/ドッグホリスティックケアカウンセラー
株式会社ポケット・株式会社アプリコットデザイン代表をしているナカムラです。
ブランディングを中心にWEB制作、各種デザイン制作などのクリエイティブを行っています。 高校卒業→小売業→開業→事業譲渡→転職→開業→転職→いまここ。 3度の独立・失敗&成功?を繰り返し株式会社アプリコットデザインを設立。お客様と一緒に課題解決のために常に全力疾走!線は細いが誰よりも熱い想いを秘めている!