JOURNALジャーナル
POSTED | 2020.09.08 CATEGORY | 仕事のこと
正解はどこにあるのか
こんにちは、「ほろよい」で「泥酔」する自信があるナカムラです。
(´-`).。oO 酒弱し。
本日は「正解はどこにあるのか」というテーマでお話しさせていただこうと思います。
いつもの経営やお仕事の話とは少し異なり、僕のスタンスのお話しです。
まず、正解とは「正しく解く」と書き、一般的には「正しい解答または解釈」とされています。
いわゆる正解には大きく分けて二つあって、誰がどう見ても正解なものと、人によって正解が異なるものに分かれると思うのです。
誰が見ても正解なものは、例えば計算で「1+1=2」といった具合に答えがあるもの。これは100人に質問すれば100人が2と答えるはずです。
次に、人によって正解が異なるものは、例えば就職や結婚などで、それが正解かどうかは他人がどうこう決めるものではなく、その人の解釈により正解かどうかが決まるというものですね。
まずは正解を問われた際に、世間一般的な常識の中での正解なのか、そうでないかを区別して考えなければいけないと思います。
経営に正解はあるのか
では、経営に正解はあるのかを考えてみたいと思います。「こうすれば成功する」「経営の基本」といった類のビジネス書はたくさん存在しますよね。
でも、そこに書いてある事をそのまま実践してもうまくいかないことの方が多いのではないでしょうか。
それがなぜかというと、会社は生き物で、100社あったら100通りの経営が存在するからなのかもしれません。
世間一般的な常識の中での正解は、例えば決算書の見方などがありますが、きっとそれ以外の多くの事はそうではないことで。
おそらく経営における正解は、そこで働く経営者・スタッフが正解だと思えば正解だし、不正解だと思えば不正解だというところに行き着きます。
なので、まずはどうなったら「正解」なのか、「正解の定義」をきちんとしておく必要があると思うわけです。
正解がもやもやっとしていたら、その判断が間違っていたのか正しかったかの判断ができませんしね。
まとめると、経営における正解は世間の物差しからみた正解ではなく、会社ごとにきっちり定義しておこうね。です。
ネットの世界に正解はあるのか
では、ネットの世界に正解はあるのかを考えてみたいと思います。ネットで検索すれば、無数の「これが正解」という情報が溢れかえっています。
SEO対策しかり、SNSの使い方、ホームページの使い方しかり。
ネット上の正解は、先ほどの経営の正解とは少し異なり、もう少し論理的というか数字で正解を判断できるものが多いと思います。
例えば、こうすればアクセス数が倍増する的なやつですね。
ネット上の正解と呼ばれるものを試してみた結果、アクセス数が倍増すればそれが正解だと判断できるのではないでしょうか。
しかし、情報が溢れかえっているが故に、ガセネタ的なものも当然存在します。
感度良く本物の情報に出会えれば良いのですが、そうでない場合、めちゃくちゃ時間の無駄だったりします。
僕らが考えなければいけないこと
僕らはお客さんに相談される際に、いわゆる「正解」を求められます。「どう思いますか?」「どうすれば一番良いですか?」と聞かれる事が本当に多いのです。
お客さんは信用・信頼して質問していただくので、当然適当な事はお話しできません。
そこで僕らはプロとしての正解を持っていないといけません。
僕の場合、この正解の出し方を常に「自社実験」からの「検証結果」としてもっておきたいと考えています。
「こうすればこうなりますよ」ではなくて、「こうすればこうなりました」という違いですね。
もちろん、僕の検証結果が全てだとは思っていません。もっと効率の良いよりよい正解があると思います。
それでも、たくさんの「正解」と呼ばれる情報が溢れかえっている今、自分たちだけの「正解」をもっておきたいと考えています。
これからも「自社実験」は続きます。
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ナカムラ ヒロキ
ブランドマネージャー1級/WEBマーケティング検定/ネットショップ販売士/WEBデザイン技能士/ドッグホリスティックケアカウンセラー
株式会社ポケット・株式会社アプリコットデザイン代表をしているナカムラです。
ブランディングを中心にWEB制作、各種デザイン制作などのクリエイティブを行っています。 高校卒業→小売業→開業→事業譲渡→転職→開業→転職→いまここ。 3度の独立・失敗&成功?を繰り返し株式会社アプリコットデザインを設立。お客様と一緒に課題解決のために常に全力疾走!線は細いが誰よりも熱い想いを秘めている!